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2019.12.20
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テーマ: 読書(8592)
カテゴリ: 読書 Reading
アマゾン Kindleアンリミテッドで閲覧。

昼のセント酒 Kindle版久住昌之 (著), 和泉晴紀 (イラスト)


同僚の急病で空いた仕事の穴がなんとか埋まるメドがついてほっと一安心したクリスマス前の週末、神保町に寄りました。仕事場の隣町で近いけれど、家に帰るのに遠回りになるのでふだんはそんなに行きません。

前日にたまたま久住昌之さんの昼のセント酒を見つけて、なにげに神保町の梅の湯を読んだら惹き込まれて、足が自然に向かった次第です。はじめて読みましたが、漫画家さんらしく博学で、かつ描写が細かく生き生きしていて、かつガロ編集長との銭湯の思い出や、美学校での赤瀬川源平さんの講義、南伸坊さんとの思い出等がノスタルジックに描かれています。また、当時と現在の銭湯の変貌ぶりの対比も面白いです。飾らない美しい文章だと思いました。
ドラマも面白かったですが、独自の世界が広がってます。
神保町にある食堂、喫茶店の名前が出てきます。
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"昼のセント酒"(久住昌之, 和泉晴紀 著)から引用。
"天丼の「いもや」、ラーメンの「さぶちゃん」「伊峡」、餃子の「スヰートポーヅ」、スマトラカレーの「共栄堂」、欧風カレーの「ボンディ」、洋食の「キッチンジロー」「キッチングラン」、鯖味噌煮がおいしい定食の「近江や」。 あれから三十年以上経った今も、それらの店が全部営業している。全部個人店だ。この移り変わりの激しい都内で、もはや奇跡のようだ。"
"足が疲れると、手に入れた古本を持って、喫茶店「さぼうる」や「らんぶる」や「ミロンガ」に行って、コーヒーを啜りながら、それらをめくる。初めて知った、最高に楽しいひとり時間だった。"

中には行った店もありますが、今回は今まで知っていたけど、あまり関心も無く行ったことの無かった餃子定食たしか770円だったかのスヰートポーヅに行こうと、足が向きました。

途中、文房堂という画材屋さんの前を通りかかると、色とりどりのクリスマスやお正月のカード、小物が陳列され、目を奪われます。ふだんはそんなものに心を動かされない自分が思わず、うきうきして店内に入って眺めたくらいです。

文房堂(神保町)


スヰートポーヅはすでに満員で、電車で来たらしい6組くらいの女性グループ、カップルが並んでいました。また空いてるときに来ればいいやと、向かいのキッチン南海の行列に加わりました。ここの行列の作り方は面白くて、店側3人、道路中央を通行人のため空けて車道側に3人で、それまでです。それ以上は並んではいけないようです。お隣のお店と通行人への配慮から出来たルールなんでしょうか。
列に並んでいると、お店の方が注文を取りに来ました。いつもカツカレーしか頼んでないので、たまにはと思い、オムライス!とメニューも見ずに言ったら一瞬間があり、やってません、とあっさり。常連でないのがばればれです。おととい来やがれと塩撒いて追い返されなかったのが幸いです。10分くらい待って無事いつものカツカレーをさっさと平らげ、無事帰りました。そこそこ以上の味なのに、普通盛りでも他店の大盛りと同じレベルなのがうれしいです。

食べログ:キッチン南海 神保町店


神保町にはおいしそうな店が多いのにあまりこれまで行きませんでしたが、職場が近いうちに、いろいろ試したいです。個人的にはお城を世界文化遺産にするより、三省堂と東京堂の間のすずらん通りを指定したほうがよいのではと思います。








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Last updated  2019.12.22 02:28:21


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