秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

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2023.10.29
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宮藤官九郎さんの季節のない街を観ました。原作のあらすじを調べて、内容の重さにちょっとひるみましたが山本周五郎先生の世界を宮藤さんがどう現代に展開するのか興味があって観ました。

これまでの宮藤さんの軽妙な作品とは違って純文学的な作品となっていますが、難解というわけではなく、あ、こういう考え方もあるんだと、観終わった後も考えさせられる作品です。また原作の重たさが宮藤さんの描き方で半分くらいに減衰している感じです。東日本大震災の描き方でもこういった視点もあるんだと感心しました。

読売オンラインによれば、宮藤さんは20歳の時、大学に行かなくなり、この本と出会って何度も読んだそうです。それから芝居をたくさん観て、演劇の世界に入ったとの事。これからも新しいジャンルに挑戦されるとのことで楽しみです。





今後の宮藤さんのあらたな展開に期待して、10位としました。1月のいちげきの順位を付け忘れてたので13位としました。
宮藤官九郎さんの作品ランキング
1位 タイガー&ドラゴン
2位 マンハッタンラブストーリー
3位 ぼくの魔法使い  
4位 吾輩は主婦である

6位 俺の家の話 
7位 11人もいる!
8位 少年メリケンサック 
9位 演歌なアイツは夜ごと不条理な夢を見る 
10位 季節のない街 NEW!
11位木更津キャッツアイ
12位 池袋ウェストゲートパーク
13位 いちげき
14位 コワイ童話「親ゆび姫」
15位 TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ
16位 大江戸りびんぐでっど

18位 69 sixty nine
19位 ゆとりですがなにか
20位 遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます
21位 ごめんね青春!
22位 ドラッグストア・ガール


宮藤官九郎「自分の原点」、山本周五郎「季節のない街」を現代群像劇に…ディズニープラス配信2023/08/15 21:03読売新聞オンライン
宮藤官九郎が企画・監督・脚本を手がけた連続ドラマ「季節のない街」が、ディズニープラス「スター」で独占配信されている。原作は山本周五郎の同名短編小説集で、黒澤明監督も同作をもとに映画「どですかでん」を撮った。若い頃から何度も読み返してきた小説を、現代を生きる人々の群像劇に生まれ変わらせた宮藤は「こういうのを見たかったんだよな、という作品ができた」と自信を見せる。全10話。(大木隆士)
20歳で手にとる
 1962年に刊行された同書は、戦後、貧しい家々が並ぶ「街」が舞台。15の短編では、そこに生きる人たちの弱さやずるさがむき出しに描かれる。
 宮藤がこの本に出会ったのは、20歳の時。大学に行かなくなり、「何をしたらいいか分からなくなっていた」頃だ。何かやらなきゃという焦りだけあり、読んでいる最中の90年に大阪・西成で起きた暴動のあとを見るため、本を手に現場に向かった。それが一つの転機となった。「東京に戻り、芝居をたくさん見て、一番面白いと思った『大人計画』に入った」という。
以下略。
途中略。
 53歳になった。20~30歳代はドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」などで「何をしていいか分からない若者たち」を表現し、40歳代のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」などでは「そうした若者たちを達観して見ている大人たち」を描いた。では50歳代は?
 映画「1秒先の彼」の脚本など作品は途切れないが、「何をやるか自分でも分からなくて」。その上で続けた。「(興味の)対象が変わっていっている。(作品も)素直に変わっていけばいい。やっていないジャンル、世界観、題材はまだまだあります」





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Last updated  2023.10.29 21:54:45


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