秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

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2025.09.08
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カテゴリ: 読書 Reading
若いころ読んだ漫画を思い出して検索したらアマゾンの電子書籍で安くまとめ売りしてたので買ってみました。

1986年連載開始の栄光なき天才たちのシリーズで、過去に脚光を浴びた人物の知られざる一面を深く掘り下げていて面白いです。会社に入って4年目頃にヤングジャンプで読みました。たしかその後ビジネスジャンプが発刊して切り替えて読まなくなりました。そういえば当時は電車内で漫画を読むサラリーマンが多かったです。今はあまり電車にも乗らなくなりましたがどうなのでしょうか。

第1巻は東京五輪優勝のアベベ・ビギラと3位の円谷幸吉を描いてます。アベベになぜエチオピア国民が熱狂したのかとか、アベベの活力の源、円谷幸吉への東京五輪での期待・所属した組織の特殊性・故障の原因・アベベとの友情・悲劇的死の原因とかが、興味深くえがかれています。

TV番組で言うと1989年スタートの知ってるつもり?!と同じようなテイストです。ひょっとしたらTVが漫画に影響を受けて居たのかもしれません。







■参考リンク
Wikipedia:栄光なき天才たち
『栄光なき天才たち』(えいこうなきてんさいたち)は、作:伊藤智義(一部)、画:森田信吾による日本の漫画である。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、1986年23号から1992年24号まで連載された、単行本は、集英社の「ヤングジャンプ・コミックス」にて、第1巻から第17巻まで発行されている。
続編として『新・栄光なき天才たち』があり、さらに『週刊ヤングジャンプ』2009年48号から『栄光なき天才たち2009』(原案・新山藍朗)、同誌2010年8号から『栄光なき天才たち2010』、2011年47号から『栄光なき天才たち2011』(監修・鈴木一義/原案・矢吹明紀)が連載開始された。
概要
いわゆる偉人伝であるが、本来ならその業績を正当に評価されるべき人物・組織が、様々な理由から、

現在では評価はされているものの、当時は全く評価されなかった
現在のみならず、その人物の存命中にすでに高い評価をされていたが、その当事者達を取り巻いていた厳しい状況
などを、それまでの偉人伝とは異なった手法で取り上げた。
なお、単行本のうち第1 - 4・6・8・14巻にのみ伊藤が原作を担当した作品が掲載されているため、他の第5巻・9 - 13巻・16 - 17巻は森田単独のクレジットとなっている。ただし第6巻収録のうち、平賀譲の回は伊藤が原作を担当していない。
なお、各巻の裏表紙にはタイトルの独訳「Die Genies ohne Glanz(光なき天才たち)」が書かれている。
取り上げられた人物・組織
単行本第1巻
エリシャ・グレイ(グラハム・ベルに、僅か2時間遅れで特許申請したため、電話の発明者の尊称を得られなかった人物)
古橋廣之進(「フジヤマのトビウオ」と呼ばれた世界的なスイマー)
エヴァリスト・ガロア(21歳で、決闘に敗れ死亡した天才数学者)
エンリコ・フェルミ(原子爆弾の製造計画に参加した科学者)

サチェル・ペイジ(黒人リーグの投手で、42歳で大リーガーになった伝説の選手)
人見絹枝(オリンピックで、日本人女性として唯一トラック競技でメダルを獲得したスプリンター)
ドルトン・トランボ(アメリカの「マッカーシズム」(赤狩り)の犠牲となった脚本家・映画監督。代表作『ローマの休日』『ジョニーは戦場へ行った』など)
単行本第2巻
ニールス・ヘンリック・アーベル(26歳で貧困のまま病死した天才数学者)

グレゴール・ヨハン・メンデル(「メンデルの法則」を発見した遺伝学の父)
樋口一葉(『たけくらべ』『にごりえ』を書いた小説家)
フリッツ・ハーバー(空気からアンモニアを作った化学者。人倫に背いてまで祖国ドイツに尽くすが、後にナチスのユダヤ迫害により追放される)
ウィルナー・カール・ハイゼンベルグ(量子力学の創始者)
吉岡隆徳(「暁の超特急」と呼ばれたスプリンター)
単行本第3巻
鈴木商店(総合商社の源流、戦争成金の代表などといわれる戦前の企業)
東大野球部(終戦直後の1946年、一度だけ東京六大学野球で優勝のチャンスがあり、その時の様子が描かれている)
リッチー・バレンス(17歳で飛行機事故の為、この世を去った伝説のロックンローラー)
ヘンリー・G・J・モーズリー(「原子番号」の概念を発見した科学者。ノーベル賞を確実視されていたが、ガリポリの戦いで戦死した)
ロバート・ファルコン・スコット(南極点一番乗りを目指し遭難死した探検家。アムンゼン・スコット基地にその名を残す)
単行本第4巻
北里柴三郎(北里研究所を設立した科学者、世界で初めて血清療法に成功した)
山極勝三郎(世界で初めて人工癌の発生を成功させた科学者)
野口英世(梅毒スピロヘータの人工培養に成功した医師・科学者。貧困と手の障害を克服し大成したことで有名)
プレストン・トーマス・タッカー(アメリカ自動車産業ビッグスリーを敵に回し「タッカー・トーペッド」を作り上げた実業家。その生涯を描いた映画『タッカー』の公開にあわせてヤングジャンプ誌に掲載)
単行本第5巻
円谷幸吉、アベベ・ビキラ(1964年東京オリンピックなどで活躍した、伝説的なマラソンランナー)
単行本第6巻
理化学研究所(日本の近代科学を築いた研究所。3代目所長の大河内正敏と、鈴木梅太郎・寺田寅彦・仁科芳雄らの科学者を中心に、戦前から戦中期の様子を描く)
平賀譲(軍艦設計者。戦艦大和の設計にも携わった。通称「造船の神様」)
立松和博(昭和30年代の読売新聞記者。売春汚職事件に巻き込まれて失職、自殺した)
単行本第7巻
デビッド・ウォーク・グリフィス(『国民の創生』『イントレランス』を製作した映画監督)
マリリン・モンロー(『セックス・シンボル』と呼ばれた伝説の女優)
単行本第8巻
C・E・ツィオルコフスキー(ロケット工学理論の先駆者)
R・H・ゴダード(液体燃料ロケット研究の先駆者)
ヘルマン・オーベルト(ドイツにおけるロケット研究の基礎を築いた科学者。フォン・ブラウンの師)
V2号(ドイツが作り上げた世界初の弾道ミサイルV2号と、フォン・ブラウンやグルートルップらそれに携わった人物達)
アポロ(人類初の有人月飛行計画と、フォン・ブラウンらそれに携わった人物達およびコロリョフらそれと競った人物達)
単行本第9巻
スウェン・ヘディン(中央アジア探検に多大な成果を挙げた、20世紀最大の探検家)
沢村栄治(日本プロ野球界における伝説的な大投手)
単行本第10巻
川島雄三(日本映画界の幻の巨匠。代表作『幕末太陽傳』は日本映画史上最高傑作のひとつに挙げられる)
島田清次郎(戦前、『地上』を執筆し空前のベストセラー作家となるものの、文壇から存在を抹殺された小説家)
単行本第11巻、12巻
浮谷東次郎(伝説のカーレーサー)
単行本第13巻
ハリー・フーディーニ(「不死身の男」「脱出王」と呼ばれた、伝説の奇術師)
マンチェスター・ユナイテッド(有名なイングランド・FAプレミアリーグのサッカークラブが、初めてUEFAチャンピオンズカップ(現・UEFAチャンピオンズリーグ)で優勝するまでの軌跡を、『ミュンヘンの悲劇』とボビー・チャールトンを中心に描く)
単行本第14巻
ウィリアム・C・デュラント(GM(ゼネラルモーターズ)の創始者)
単行本第15巻
満鉄超特急あじあ(戦前、満州国において世界最速を目指した特急列車「あじあ」とそれに携わった人達の軌跡)
単行本第16巻
名取洋之助(日本人初の世界的フォトジャーナリスト)
単行本第17巻
佐藤次郎(日本テニス史上、最高と呼ばれたテニスプレイヤー。「国家代表」という重圧に苦しみ、遠征帰途中に船上から飛び込み自殺してしまう)
栄光なき天才たち2010
福永洋一(「天才」と称される活躍を見せたが、落馬で選手生命を絶たれた騎手)
高畠導宏(プロ野球選手・コーチ。選手時代は活躍しなかったが、引退後に打撃コーチとなり、多球団を渡り歩き名バッターを輩出させた)
マーク・エイブラハムズ(イグノーベル賞企画運営者)
栄光なき天才たち2011
豊川順彌(日本初の乗用車生産者)
単行本未収録
印刷書籍版
花形敬(33歳で刺殺されたヤクザ)
「週刊ヤングジャンプ」1987年11号掲載。本田靖春の著書『疵 花形敬とその時代』を原案としたもの。原作者の伊藤は当初その漫画化の依頼を断ったが、編集部からの強い要望があり受けることとなった[1]。単行本未収録の理由は伊藤によれば「私の中の選択基準と隔たりがあった」[1]としているが、掲載号の発売日に組の関係者からクレームが入り、編集部が謝罪して単行本への収録を行わないことにしたとする説[2]もある。
電子書籍版
「満鉄超特急あじあ」および「名取洋之助」(他、印刷書籍版でも未収録である「花形敬」)。「満鉄超特急あじあ」「名取洋之助」共に作品内にて「三光作戦」が採り上げられているのが共通点だが、それが足枷となって収録見合わせになっているのかは特にアナウンスはなされていない。





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Last updated  2025.09.14 10:23:12


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