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番外編 『桃ニセアリス』


第19話 家出したミルキー


『桃ニセアリス』 前半のあらすじ


『桃ニセアリス』 登場人物等の紹介


CG集 番外編1・2


番外編3 「ミルキーとブランコ」


番外編4 連れ去られたミルキー P1-P7


番外編4 「連れ去られたミルキー」P8-P14


番外編4 「連れ去られたミルキー」P15-P21


番外編4 「連れ去られたミルキー」P22-P28


番外編4 「連れ去られたミルキー」P29-P35


番外編4 「連れ去られたミルキー」P36-P42


番外編4 「連れ去られたミルキー」P43-P49


番外編4 「連れ去られたミルキー」P50-P56


番外編4 「連れ去られたミルキー」P57-P63


番外編4 「連れ去られたミルキー」P64-P70


番外編4 「連れ去られたミルキー」おまけ


小話  屋台その2  VOL.141


小話  屋台その2  VOL.148


小話  屋台その2  VOL.155


小話  屋台その2  VOL.162


小話  屋台その2  VOL.169


特別編 『アリスの大豪邸』 


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.10


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.20


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.30


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.40


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.42


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.50


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.60


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『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.90


『アリスの大豪邸』第2部 ACT.100


『アリスの大豪邸』第2部 ACT.110


『アリスの大豪邸』第3部 ACT.115


『アリスの大豪邸』第3部 ACT.120


『アリスの大豪邸』第3部 ACT.130


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


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ブルーアイ.

ブルーアイ.

2005.09.12
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言われてモモジャは顔が青くなりました。

インコモモジャ「あ、そうだ!ちょっと待ってください!いい物があります。」

インコ兄者「…………なんだ?」

インコモモジャ「今度は”絶対”という映画が……」

インコ兄者「また、映画か……」

インコモモジャ「いや!今度こそ、大丈夫!」

インコモモジャはそう言ってミッチーのいる部屋に戻りました。
隅の方にあまり片付けられずごちゃごちゃのまま置いてあるカラオケ機材がありました。その片隅に隠れるようにゴミ箱が置いてあり、中はポテトチップスの空箱等がいっぱい入っていました。
モモジャは自分の体でミッチーからそのゴミ箱が見えないようにして、中をあさりました。



すると……、
その中で「特価DVD!3本で100ゴールド!」というシールが貼ってあるDVDのケースを見つけました。
インコモモジャは羽でそのケース表面をフキフキしてからミッチーの方を振り返りました。

ミッチー 「……?」

インコモモジャ「大変長らくお待たせしました。今からスペシャルムービーを上映いたします」

2本も続けて映画を観せられるようなのでミッチーは怒りました。

インコ兄者「いっ、今、いい解決方がないか検討中なのです。この映画でも観ながら少しお持ちください!」

インコ兄者はこれでもミッチーの勤める会社の”社長”なのです。(期待はしませんでしたが…)ミッチーは社長の言葉を信じて今しばらく待つ事にしました。

モモジャはDVDをレコーダーにセットしてスタートボタンを押しました。

ミッチー 「でも……、その映画のタイトルは何ですか?」

面白い映画や前々から観たかった映画ならまだ我慢出来ますが……。



インコモモジャはそう言うと兄者を連れて急いで部屋を出ました。

バタン!

インコ兄者「おい!今度こそ、今度こそ本当に大丈夫なんだろうな?!!」

インコモモジャ「大丈夫です!」

インコ兄者「それって、いったいどんな映画なんだ?」







『ジュピターアタック!』

それは人気の無かった超マイナーな映画でした。
木星人が地球に攻めて来ると言うお話です。
こう言った題材のSF映画は珍しくありませんが、
しかしこれは……、
あまりにも……
”面白くない”作品でした。

作った監督の気が知れません。映画製作会社も何でこんな物に制作費を払ったのでしょうか……?
この映画自体もう古い作品ですが、さらに古い時代の事を扱っています。
”アンティーク”?いえ、ただ古いだけです。センスが。
どこまで行っても退屈な画面。どうしてこうも平凡で抑揚の無いシーンが撮れるのでしょう。しかも演出は”無い”に等しいです。

 映画の中でギャグが飛び交いますが、少しも笑えません。
でも延々とそれが続きます。コメディー映画のつもりでしょうか?
退屈極まりない映画です。人物のセリフも面白くないし……。

映画の中盤でついに”木星人”が姿を現しました。
3DCGで作られたそれは……完全に”玩具”のデザインです。”リアルさ”も”親しみ”もありません。
それがギャースカ喚きながら、地球人に向かって光線銃を乱射してくるのです。

ミッチー 「寒い……」

この映画、いったい何がテーマなのでしょう?きっと監督はこの映画を撮る時に入れ忘れたのでしょう。

この映画にはスター俳優が出ていました。映画『008(ダブリューオーエイト)』シリーズに主演したイケ面男優です。
殺人許可証を持つ秘密諜報員”ジャームズ・サスケ”。それを演じて映画を大ヒットさせた俳優です。
しかし……活かされていません。なにか俳優が映画の中に埋没しています。
そして、まったく意味の無い”付け足しのラブストーリー”が展開され……、

ミッチー 「ふぁ~~~~~~~」

終盤、映画は盛り上がりをまったく見せずに突き進みます。
そしてラスト近く……、まだ盛り上がりません。もしかして……、このままラストシーンを向かえると言うのでしょうか……?

ミッチー 「ふぁ~~~~~~~、ふぁ~~~~~~~」」

あまりのくだらなさにミッチーは眠たくなりました。
丁度ソファーは映画館にいる時のように気持ち良いですし……。
とても眠たく……、

ミッチー  「スーーーーーーー、スーーーーーーーー」





小説目次 

→第1話~第14話
→第15話~






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Last updated  2007.07.09 03:42:49
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