メタボ&ダイエット研究所リーンバルク実験室

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まみ夜

メタボをダイエット3ｹ月-15kgで治すも摂食障害を拗らせプロテインとサプリ頼みの自称オボ･ラクト･ベジタリアンな毒舌高機能社会不適合者｡ワークアウトはコナミスポーツクラブで週6日｡専門は分子生物学(ゲノムプロジェクト貢献)

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2006/04/20

◇真夜中のユニコーン

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(100352)

カテゴリ： ◇読-ドクカン-

講談社文庫

著者：栗本薫
出版社：講談社
サイズ：文庫／416p
発行年月：2006年03月
ISBN:4062753413
本体価格 667円 (税込 700 円)

ご注意：
この日記には、上記の本の内容が一部記載されています。未読の方、ストーリー・結末などをお知りになりたくない方は、お読みにならないコトをお勧めします。

第一印象として、古臭い。

人物設定が、まず古い。
古風な処女の女子大生、見かけは不良だけど中身はシャイな青年、美形で女に手を出しまくるドラ息子。
使い古された設定の登場人物ならキャラが固まってるかと思えば、どうにも口調が安定しない。
大人を前に大人しくした会話を聞いて、オバサンが想像した、二十歳前後の話し方なのだろうか。
せめて、Ｃ調は止めてほしい。

犯人が誰かは、監禁場所が分かった時点で予想がつくが、推理に必要な情報が、「探偵が人を集めて、さてと言い」で公開される構成なので、そこまで情報を出せない分、ぐだぐだと古臭い恋愛モノが続く。

短編として、男女関係を削って書いていたとしたら、いい出来だったのではないか、と思われる。

・次回作期待度：○

この本のお供に、 Apricot Sour（アプリコット・サワー）

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