素盞嗚(スサノオ)の日本古代史
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高天原って知ってますぅ?えーとね、神話で天照大神とか、素盞嗚だとか、神様がイッパイ出てきますよね。その神様が活躍していた「場所」のことなんです。実はすんごいたくさんの説があるんです。そりゃー神話なんで、架空の話しだろうから、高天原なんていう具体的な場所なんかある訳がない、そう言う研究者もたくさんいます。また、いやいやそれは高千穂でしょう、なーんていろいろなんです。そこで素盞嗚説。高天原は別名「天国」(あまくに)って言われてるんですが、「天」っていう漢字から、キリスト教の天国(てんごく)をイメージしちゃうんですけど、漢字をふったのはあとの話しなんですね。これはあくまで「あまくに」。じゃー、「あまくに」ってなんでしょうか?記紀を読むと、よく「あま」(天)って出てくるんです。さっきの「天照大神」とか「天のヌ矛」とか。こういった固有名詞の他にも、「天降る」って動詞もあるんですね。この「天降る」って、天国から他領域に下っていった、そういう動詞なんですね。じゃー、下った場所はどこか?これね、意外にも限られてるんです。まずは「筑紫の国に降らしむ・・・・」「出雲国の伊那佐の小浜に降り到りて・・・・」「新羅国に降到りて曽シ茂梨の処に居す。」この3つなんです。まずはこの3つの領域、「筑紫」「出雲」「新羅」に「天国」(高天原)を求めることは無理ですよね。出発地と目的地が一緒なんてあり得ないんだからね。次にね、天国から、これら3つの領域に行く際に、何らの中間寄継地を必要としていないこと、これがポイントだと思うんです。資料を読むと、天国から「天降る」時、3つともストレートにA地点からB地点へ、そう書かれてるんです。「どこどこを通って・・・・」なーんて記事はないんです。この意味するところは何か?「天国」は文字通りこれら3領域に囲まれた地理的中心にある!この帰結だ!「筑紫」「出雲」「新羅」・・・・この3領域に、経由地なしに行けるところってドコ?そこが「天国」、すなわち「高天原」なんです。そこが神々がいたところなんです!次回、真相を書きます。そんなに難しいことじゃなかったんです。そのまんま記紀を読めば行き着きました。今日の富山はいい天気でした♪明日一番で東京に戻って、明後日はまた富山・・・・ここんとこ、富山症候群ッス・・・・・え、お酒?呑んでますよ♪だって怖い夢、見たくないモン♪
Mar 8, 2006
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