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2007.12.01
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カテゴリ: 外国
先々月から衛星放送である番組を放映していました。

「マナーハウス」(正確には「カントリーハウス」と言うのだそうです)に、貴族の一家と執事から召使いがずらりとそろって、
90日間エドワード時代のままに暮らすという、とんでもない番組です。
もちろん登場人物は公募された一般人です。
本当の貴族がこんな番組に出るわけはありません。

一回目と五回目を見逃しましたが、全六回の放映でした。
本国イギリスでは結構な評判だったそうです。
私が観ても面白かったです。真面目に本気で24時間昔の暮らしをしています。
下働きの下女(放送禁止用語でしょう)はずっと一日中、ご主人様一家が泥だらけにした床をモップと雑巾で拭く毎日。

フットマンと呼ばれる下男たちも、銀食器を磨きながら、朝から晩まで自由時間がほとんどない仕事で嫌気がさしてきます。
ご主人様ご一家は、慣れないお作法に戸惑いながらも何とか暮らしています。
しかし、階下の召使い達の気持ちには一向に気が付きません。
仏蘭西人のコックは偏屈で、現代的なヘルシーな料理を要求するご主人様を「美食家ではない!」と面罵します。
召使いのほとんどがきつい仕事にキレ始めます。

その中で常に冷静で、召使い達を規律正しくし、時計のようにお屋敷内が動くように気を配る初老の「執事」。
この人がものすごいものでした。考え方がエドワード時代そのままです。
もちろん21世紀の人ですが、昔はこうだったという信念で働いています。
祖父が執事だったそうです。
「服装は人をつくる」という言葉が身に染みました。
モップを持っていた下女は大学生ですが、下女の服装では心まで被害者意識の強い性格になっていました。



1980年前後まで田舎のお屋敷で「執事」「女中頭」「フットマン」たちに囲まれて、全く昔と同じ生活をしていたそうです。
その子はさすがにそんな暮らしはしていないそうです。

さすがにジョンブルというか、時代錯誤というか、頑固というか・・・。
こんな番組は他の国では作れないし、作っても視聴率が取れないでしょう。

日本なら幕末万延の頃、「三千石の旗本の暮らし」を再現するようなものでしょう。

まずお殿様一家になる人間がいないでしょうね。私もごめんです。










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Last updated  2007.12.02 00:50:14
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