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2011.01.02
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カテゴリ: 世の中のしくみ

昨年からテレビを観ていて思っていたことです。

事の善悪は別にして、外国(主にテレビでは欧州)の若者は元気だなぁ、と言う事でした。

英国では大学の授業料値上げに抗議して、大学生がデモで与党の「保守党」の党本部までなだれ込み破壊していました。このデモの時、運悪くチャールズ皇太子夫妻が巻き込まれた方が主に日本では報道されていました。

日本であったら、国公立大学の授業料値上げに抗議して、大学生が与党「民主党」の党本部を焼き討ちするような話です。・・・日本で考えられますか?

続いて、イタリアでは「ア・モーレ」総理大臣のベルルスコーニ氏の不信任案が、わずかの差で否決され、それに抗議して若者がデモで暴れていました。日本ではほとんど報道されていませんが・・・BBCとCNNです。

更に、”おフランス”では緊縮財政と年金制度の改善(改悪)で、デモとストライキの繰り返し。ここでも「元気に」若者が暴れていました。

経済状況が世界金融恐慌以来ずっと悪いため、緊縮財政を取らなければならなくなった欧州ですが、ひるがえって日本をみれば、状況は同じ・・・それ以上悪いのではないでしょうか。

テレビもラジオも新聞のネットも私の周りも、みんな「不景気だ」と言っています。

そして昨年は毎日のように「大学生の就職問題」「若者の就職問題」をテレビ、新聞が取り上げていました。

確かに大変な事態だと思います。・・・でも日本では、幸いなこと(?)に欧州のように、大学生、若者がデモをして、部分的な暴動になることは一切ありません。

皆さん賢明に就職活動に励んでいるようです。大変、大人としての対応をされています。それは良いことだと思います。

が、誰も何にも声を上げないのは、少々「不気味なもの」を感じます。何万人ではなくても、多少は行動で出て来るものではないでしょうか。

もしそれが 「飼い馴らされたもの」、「空気を読まない(KYな)奴ははずされる」、「周りを見ながら自分の行動を決めている」 というのなら、 ある時点(特異点)で正のカードが全て負のカードに変わるということが有り得る わけです。

それは昭和20(1945)年8月15日を境に起きたことでもあります。

近くでは平成14年(’02)9月17日もしくは10月15日-小泉首相訪朝による北朝鮮が拉致を認めた日、その後5名の拉致被害者が帰国した日-を境に日本の世論が激変したことがあります。旧日本社会党、朝日新聞をはじめとする「左翼」が否定していたものが吹き飛んだ瞬間でした。

あまりにも圧力をかけると、はじけた「フタ」はどこまで飛んでいくか分かりません。被害もひどくなります。大正時代後半から昭和20年まではそんな圧力が高まって行った時代でした。結果は玉砕、特攻、沖縄戦、空襲、原爆で「無条件降伏」です。

若者だけにこのような事を言うのは、責任を回避していて非常に問題だと思います。

しかし、私は私の年代以上、また30代以上の日本人を信じられないのです。信じられる世代は既に80代以上で、失礼ながら、まもなく日本からいなくなる人々です。それ以下の世代はあの戦争を 「大人として体験して」 いないのです。だから日本人の大部分が、「怖いもの知らず」、「世間知らず」になっているとしか思えないことを、バブル以降のこの20年間実行してきました。

そして、ピークに達したのではないかと思うような「おかしな行動」を、日本国と日本人はおととしの秋から取り続けてます。

学生時代から旧友と二人で考えてきた恐ろしい考え-日本崩壊-がおととしの秋から一気に現実味を帯びてきました。

正直、ここまでの状況になるとは思っていませんでした。まだ、私は 「日本人の大人」 を少しだけ信じていたのでしょう。私の中で 「日本人の大人」 に対する信頼度は0になりました。

少しで結構です。あなた方が「大人」「おやじ」「上の世代」と呼ぶ人間たちに、「あなた方は、間違っていないか。私たちはこう思う。」と言ってみませんか。

私と旧友は学生の頃から言い続けてきたのですが、年齢のせいか疲れました。その時から私と旧友の考えは変わってはいません。しかし、 当時、私も旧友も「右翼」「軍国主義者」「帝国主義者」と呼ばれました。今後、恐らく私と旧友は「左翼」「非国民」「アカ」と呼ばれるでしょう。 「時代の振り子」 というのものはそういうものだと、分かってはいますが疲れることに変わりはありません。

日本の未来を生きるあなた方へ・・・一言でも良いから、今、言ってみませんか。10年後に言うのではなく・・・「ふざけるな」と。

長距離走者の孤独






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Last updated  2011.01.03 00:34:37
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