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スポーツでの八百長は絶対にあってはいけないことです。
しかし、私は古代から江戸時代の相撲の歴史をみれば、相撲というのは「神事」であって、無理やり勝負をつけるものではないと思っています。
今でも日本のあちこちお祭りがあり、山の村が勝てば豊作、海の村が勝てば豊漁などとやっています。
実際にはああいうものだと思います。それを「真剣勝負の競技」であるという前提で実施するからおかしくなります。
江戸時代の最高位は大関でした。ですから大関がチャンピオンと訳されます。
では横綱はというと、江戸時代のある時期には土俵入りをするだけとかいう存在でした。横綱の訳はグランド・チャンピオンです。
なにせ相撲史上最強と言われた雷電為ェ衛門は横綱ではありません。
寺社にとっては「興行」であり、「見世物」であり、大名などにとっては「お抱えの関取」を持つことによるステータス、と言ったものでした。
それを「国技」と言いだして、「真剣勝負」でやってます、というからおかしくなるのです。
確かに大正、昭和でも名勝負はありましたし、名横綱もたくさんいます。
しかし、だからと言って元来が「興行」ですので、星のやりとりはあったでしょう。
はっきりとは言われていませんが、大鵬でも星のやりとりはあったとう話があります。
どうも「建前」ばかりが横行する社会はおかしくなるものです。
昔、力道山、ジャイアント馬場の頃のプロレスをみて、あれが真剣勝負だと思った人はどれだけいるのでしょうか。
私はそれと同様だと思います。ただ、協会が「財団法人」やら「天皇賜杯」「天覧相撲」などに拘るため、身動きがとれなくなっているように思えてなりません。
それに八百長相撲の話は昭和の頃からあったのに、大の相撲好きの昭和天皇が亡くなってから、やたらと出て来るようになりました。
なんとなく、微妙なものを感じます。
横になっていた時、昭和天皇関係の本を数冊読んだせいかもしれませんが。
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