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2009年12月11日

耳の閉塞感とストレス

(2)

カテゴリ：自律神経

友人が離婚する。

女性ですが、三人のお子さんのお母さん。

お子さんたちとも何度も会ったことがあるのですが、
三人ともとても素直で感性豊かな小学生たち。

その三人の可愛いこどもたちを旦那さんの元においていく形で、
離婚をする。

詳しい状況は書くわけには行かないけど、
親権を我が手に置けなかったのは悔しいに違いない。

しかし自分自身の収入のみでこどもたちを養っていくことは、

離婚を選択したことも苦渋の選択であったろうが、
その後のこどもたちとの関係を考えると、
離婚をすることで肩の荷が下りるとは、到底思えないのではないか。

その彼女が、耳の閉塞感が出てきたという。

ぼわんと、いつも耳が詰まったような、
耳抜きに失敗したような嫌な閉塞感が耳にまとわりつくという。

東洋医学では耳の症状は『腎』と関係すると考える。

腎は魂を削るような強いストレスや、
強い恐怖感で傷ついてしまう。

水分代謝にも関わるので、
むくみが出たり、からだが重くなったりする症状もあわせて出てくる。

回転性のめまいが特徴のメニエール病を呼び込んでしまったりするのです。

彼女の場合はまだめまいまでには至っていないものの、
耳の閉塞感はかなり辛そう。。。

背中、腰の上の部分、前胸部にゆっくりお灸をして、
気血の循環を取り戻してあげたい。

遠慮なくＳＯＳを出していただきたいです。

もうちょっと元気になって、
自分のからだを取り戻せるように、
一緒に少し頑張ってみましょう。

ちなみにこの「元気」という元からある「気」を締まってあるところが、腎。
腎が傷ついてしまうと、元気が漏れ出して、
力が出なくなってしまうのです。

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