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2025.05.24

ADB 実行に必要なファイル+ BrowserでADBを実行(Android ウェブツール)

カテゴリ： Android

Windows Updateで再起動を要求されたので、再起動したところ ADB devicesで接続したAndroid端末が表示されなくなってしまいました。

Windows Updateで更新したファイルの中に、「LeMobile - Android Compsite ADB Interface」等のドライバも混ざっていたので、ドライバを更新したせいかと思って、複数台のPCを使っていろいろ実験してみましたが、結局は ADBの実行に必要なファイルが、実行パスになかったという残念な結果でした。

また失敗しないように、整理しておきます。

☆ADBの実行に必要なファイル

(1) ADB.exe
　　実行ファイル
(2) AdbWinApi.dll　
　　これがないと ADB.exeの実行時にダイアログでエラーメッセージが表示されます
(3) AdbWinUsb.dll

　　USB接続のデバイスに対して使用されるようで、これがないとUSB接続デバイスが表示されません　

また dllファイルは最初に ADBを実行して daemonが起動する際に使用されます。
そのため、(1), (2) だけがあるパスで ADBを最初に実行した場合、その後 (1),(2),(3)がそろったパスでADBコマンドを実行しても　USB接続のデバイスは表示されません。

実行ディレクトリを変更しながらADBコマンドを実行したい場合は、次のコマンドで daemonを終了しないと混乱してしまいます。（→これではまった）

ADB.exe kill-server

☆BrowserでADBを実行
「Android ウェブツール」を使うことで ADB環境が用意されていない場合でも ADBコマンドを実行することができるようです

Android ウェブツール
https://adb.andro.plus/shell