つむじやのlightful HAUS *帰国後篇*
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こんにちは。システム・アナリシス(分析)の授業にかかりっきりですっかりブログをなまけてしまいました。まだあと二週間つづく予定ですがうーん。おもしろいです。はまります。問題分析のためのシステム思考&コンピュータを使ったモデリング。雪解けによる洪水や、漁業による海洋生態系破壊などの環境問題に限らず、家族内のもめごと解決から、高齢化などの社会問題などを分析する課題が出され、あーでもない、こーでもないと頭をひねりつつ、やっとシステム思考とモデリングのコツをつかみ始めました。授業で繰り返し強調されたのが「万能のモデルは無い!」そして「システム思考とモデリングは、コミュニケーションツールだ!」ということ。つまり、自分の思考パターンを「他の人にわかるように」表現する練習と、「自分が必ずしも正しくない」ことを認められるようになる練習。これが本当に大変で難しいのですが、このコースの醍醐味でもある、と実感しています。さてさて、ここルンドには、わりと大きな中国人コミュニティーがあるのですがめでたく旧暦のお正月を迎え、みんなとっても嬉しそうです!!おめでとう!!新月の前の晩、中国人のルームメイトが特大水餃子を手作りしてくれました。美味~!あと、新年初日は「富をたくわえる」という意味で、掃除をしてはいけないらしい。。。前日にがむしゃらにやってました。日本の大掃除みたいやね当日、クラスのみんなで、システム思考の第2プロジェクト終了と中国の新年を祝ってポットラック(持ち寄り)パーティー。私のお気に入りは、ザンビア人クラスメイトの手作り亜麻ブレッド。これにギリシャ人手作りのヨーグルトタルタルソースをかければ、もうとまりません!!!私は、白米&黒米&キヌア(中南米の雑穀)のプチおにぎりを持っていき、なぜかフランス人とギリシャ人に大ウケでした。あと、ひきつづきいろんな映画を見ています。スウェーデン人のドキュメンタリー映画監督ステファン・ヤールの「UHKKADUS HOTET」という映画が衝撃的でした。撮影年は1986-1987年。印象としてはクロサワ&本橋成一。音楽も素晴らしい。内容は、スウェーデン最北部のサーミ人文化を撮ろうとしていたヤールが、1986年のチェルノブイリの事故にあうことから始まります。トナカイ猟と漁業に頼るサーミ文化は、事故によるあまりにも高い放射能汚染で、その双方を奪われることになってしまいました。「なるべく自然を傷つけず一緒に生きていく」という先祖代々の教えに背き、放射能が拡散するのをふせぐために「なるべくたくさんのトナカイを殺す」という苦渋。魚類の汚染はトナカイよりもさらにひどかったとのこと。「去年の漁はとても大変だった、 母さんと別々に行動しなければならなかった。 あれが最後の漁になると知っていたら、 母さんと一緒になんとか行動したのに。。。」この事故によって被害を受けた国のうち、放射能汚染が最も激しかったスウェーデン。自然だけを頼りに生きてきた人々へのあまりにも大きな影響に、原子力時代と毎日のエネルギー消費を、静かに深く問い直しました。この映画を見る、この2時間、私は半分原子力でつくられた電気を使っているんだな、と。(スウェーデンの発電は水力と原子力がおよそ半々です)すこし明るい話題としては、スウェーデン人の友人が、コンピュータ愛用者のための省エネアプリを教えてくれました。localcooling(ウィンドウズXPユーザー向け、英語)このツールは、つけっぱなしのモニターを省エネモードにし、それによって何本の木を救えたか、どれだけ省エネしたのかを計算してくれます。コンピュータの消費電力がどれだけ大きいかの説明ページも興味があれば読んでみてくださいね15台のコンピュータの消費をCO2換算すると1台の車に匹敵するとか。くわばらくわばら。つむじや拝
2007.02.19
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