つむじやのlightful HAUS *帰国後篇*
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始動の春。みんぱくと立命館大の共同研究の国際シンポ「ライフデザインと福祉(Well-being)の人類学」に参加してきました。http://www.minpaku.ac.jp/research/fr/090228-0301.html特に興味のあったのはセッション5のオルタナティブ教育とライフデザイン。デンマークのフォルケホイスコーレと、アメリカのアーミッシュの話を楽しみにしていきました。デンマークの事例については、日本の義務教育のあり方とかなり違う価値観のもとに成り立っていて、私がスウェーデンでの授業や修論の研究で感じた違和感や疑問を、違った角度から考えさせてくれる内容でした。全体ディスカッションで出てきた、民主主義と対話の関係、社会全体の価値観が教育や働き方と一致している、というところをもっと深く知りたいな~、と感じました。アーミッシュの生き方や教育については、予備知識がないまま聞いたため、なかなか全体像がつかめなかったです。ただし、子どもたちが押しつけられるのではなく自由意志、放蕩(!)期間を経て、アーミッシュのコミュニティーに戻ってくる、人口がかなり増加している、外部とコミュニケーションを取ろうとしている、という情報は、新鮮で興味を持ちました。あと、コメンテーターの方の「スコレー(スクールの語源)」は「生産活動に直接かかわらない『暇』な時間、余暇、自由時間」を意味する、という議論にとっても共鳴。これがウェル・ビーイングや生き方・暮らしのあり方とどうつながるのかをもっと考えて実践していきたいよな~と感じた次第です。人類学には、構造的な力の偏りに疑問を投げかける姿勢がいつもあって、多様であること、クリエイティブであること、批判的であること、などに価値がおかれるあたり、教育や福祉の分野には欠かせない視点だと個人的には思います。さて明日から、滋賀県で里山フォーラムです。もっとシンポジウムの振り返りもしたいけれど、いろんなキーワードや思いついたアイディアなどを、また何か発表の場をもうけられるよう、いまはココロのノートにつけておきます。ではまた。つむじや
2009.03.01
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