ボヤキ・ツブヤキ・ヒトリゴト

ボヤキ・ツブヤキ・ヒトリゴト

May 8, 2004
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なんだかずっと、負ける気がしなかった。


木村選手と大友選手が、新聞記事どおりにスタメンでコートに入って、試合が始まって、すぐに確信に変わった。

なんだか知らないけど、「日本は勝つ!」ってすぐに思えた。
速くて力強くて、立体的。多面的。
素人目にも、W杯の時より、数段・・・いや、数十段、このチームは階段を上ったんだということがわかった。
安定したサーブレシーブ。弾いたボールに喰らいつく執念。どこからでも決めてくるアタッカー。
これが、ひとり2ポジションこなせるように・・・と言う柳本監督の「構想」だったのかな。
だとしたら、それは大当たりだった。



そしてもうひとつ。
この人たちは、きっとアテネでメダルを獲って帰ってくる。
予選が終わってからアテネまで3ヶ月弱。
その間に、きっとこの人たちは、また階段を数十段上って、そしてアテネで壇上に立つ。
これは願望じゃなくて、確信だ。

吉原選手。
W杯の初戦・アルゼンチン戦では鬼の形相だったこの人が、今日はなぜか、気迫に満ち満ちつつも、余裕の表情に見えました。
やっぱり「負ける気がしなかった」からなのか、それとも自分が中心となって作り上げたこの「強いチーム」「勝つチーム」に、絶対の自信があったからなのか。
緊迫しつつも、この人は本当に楽しそうにプレーしていました。
気持ちのこもった、ココ一番でのブロード、速攻。今日の決定率はなんと57%。まさに絶好調。ブロックもシャットが3回?決まってた。
それに、そんなに気合い入れんでも・・・と思うくらいのオトリ。


本当にこの人はすごい。
すごい、って言葉しか今は見つけられない自分が情けない。
34歳? 体力の限界? 最後の挑戦?
そんな言葉は、あのプレーの前では、なんの意味もなさない。

吉原選手にとって、国際試合というものが、オリンピックが、メダルが、一体どれほどの重みで、どれほどの大きさで身体の中に、心の中にずっと君臨しつづけているのか。


試合を観ていて、そんなことまで思ってしまった。
だってあんなに真剣に、あんなに楽しそうに、「34歳・最後の挑戦をする満身創痍のベテラン」がプレーしていたから。
「34歳・最後の挑戦をする慢心相違のベテラン」には見えないような表情だったから。

本当におめでとう。
気持ちが入りすぎて、サーブの順番を間違えそうになったり、コートチェンジの時にひとりでさっさと行っちゃってチームメイトに呼び戻されたり、審判に食って掛かったり、満面の笑顔でピョンピョン跳ねてハイタッチしたり、いろんな意味でとても「伸び伸びとしていた」吉原選手を観ることが出来ました。

あなたは最高です。
あなた達は最高です。
おめでとう。





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Last updated  May 8, 2004 10:15:53 PM
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