ボヤキ・ツブヤキ・ヒトリゴト

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September 11, 2004
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『Number・アテネオリンピック増刊号』は、ビデオともどもしばらく封印です(笑)。観始めると(読み始めると)、まるで取り憑かれたように止まらなくなってしまうので・・・。

OQT後、吉原選手は、ほかの選手たちが「メダルを獲りたい」と口にする中、ひとり「メダルに“挑戦したい”」という言葉を使っていましたよね。
祭りが終わり、『Number』のインタビューを読んだ今になって思えば、吉原選手はきっと、自分たちのチームがメダルを獲れる確率は限りなくゼロに近い、と思っていたんじゃないでしょうか。

彼女の“挑戦”は、メダルに対してのものじゃなく、メダルを獲るような強豪国への挑戦、だったような気がします。
勿論、目指すものはメダル。メダルを目指して、それ以外は信じず、彼女は先頭切って走ってきました。
理想を追い求めてモチベーションを高く持ちつづけるのと、誰よりも誰よりも“現実”を知った上で、誰よりもモチベーションを高く持ちつづけるのとでは、課せられる精神力がまったく違う。

本当に、吉原選手は大変だったんだな、辛かっただろうな、苦しかっただろうな・・・。
でも、最後の中国戦で、チームは明日に繋がるプレーをすることができて、メダルにはやっぱり手が届かなかったけれど、彼女の1年半は報われたのかな。
彼女は、他の誰もが彼女の為し得たことを最大限に評価したとしても、彼女自身が、キャプテンとしての仕事を全うすることができた、と思えることができたかな・・・。



協会には、彼女の提言を厳粛に受け止めてほしい、と思います。
強豪・中国やロシアでさえ、五輪にはベテランを呼び戻した。
「若手育成」という言葉は現実逃避・・・。
考えてみれば当然なんですよね。今、勝てないチームが将来勝てるわけがないんですから。

やっと繋がった歴史を、また断ち切るようなことは二度とあってはならない。
正直、北京でもメダルは難しいのかもしれません。強豪国は今よりもっともっと力をつけてくるでしょうし、中国に至ってはなんたって究極のホームゲームになるわけですから。それにきっと、北京では、センターエース・趙蕊蕊もアテネのリベンジに燃えることでしょう。
日本は、アテネを経験したベテランを入れても、もしかしたら歯が立たないのかもしれません。でも、それでも、シドニーの轍はもう二度と踏まないでほしいと思います。

4年後、吉原イズムを引き継いだ選手たちが、ひとりでも多くコートの中にいることを願って。
4年後、今度こそ本当に、メダルに挑戦できるチームになっていることを祈って。





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Last updated  September 11, 2004 09:43:15 PM
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