
むかしむかしある所に・・
遠距離恋愛をしていて週末に一日だけしか
逢えなかったカップルがいました。
彼女は花が好きで、週末に彼女の所へ遊びに来る彼を
よく近くのガーデニングショップに連れて行きました。
花の事など全く興味のなかった彼は、店に行っても上の空でした。
それでも、同じ時間を共有出来る事が二人にとっては幸せでした。
時が流れて、彼に変化が現れて来ました。
花に全く興味を示さなかった彼が、なぜか突然に花に目覚めたのです。
話も花の事が中心になり、まるで人が変わったように花の名前や育て方について彼女に聞くようになって行きました。
そして遂には、薔薇を育てる事を彼女に言いました。
ある日彼女が「じゃあ!うちに来る時には一輪の薔薇を持って来てね」
彼に、そうお願いしたのです。
都心に住んでいて、庭を持てない彼女の為に
その週に咲いた、一輪だけの薔薇を
ペットボトルに入れて週末に尋ねるようになりました。
そしてまた時は流れ、季節が秋から冬に変わるように
二人にとっての、氷の季節がやってきたのです。
「しばらくお休みしよう!」
二人にとっては「さよなら」の言葉ではなく
またきっと、未来が来ると信じて約束した言葉でした。
それから再び時が流れて 二人は・・・
どうなったんでしょうね???
ちなみに・・ペットボトルに挿してある一輪の薔薇の名は
・・・ 「未来」(みらい) です♪
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