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2002.01.10
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カテゴリ: 普段の事
あたしの周りには、女友達がいない。

ちよがいなかったら、あたしはきっと壊れてしまったと思う。

小学生のころ。
ちよに出会った。
あのころから、ちよは小さかった。

---
「転入生の大河内 咲羅さん。
 今日から2年2組の仲間になります。みんな仲良くするんだよ~。」

当時から、日本人離れした顔立ちと、手足の長さ、白さで、一瞬にして学校中名前のインパクトもかなりあった。

でも、そのさくらが転入してきた日、ちよは学校を休んでいた。
おとなしくて、いつもニコニコしているちよにさくらが気がついたのは、ある事件があったから。

それは、1部の女子に良く思われなかったさくらに対する、転入生いじめ。
負けていなかったさくら。
でも、あいては人数で勝っていた。

クラス中の女子にいじめが広まったころ、ちよが学校に登校しはじめた。
いじめがクラスにあるなんて知らないちよ。
普通に生活していて、さくらがちよに話し掛けてきた。

それを見たいじめの中心だった子は、ちよにさくらと話をするなと、警告をした。
もちろん、相手にダメージを与えるために、さくらの目の前で。


「何で?」
と、一言。
それ以上、何も言わなかった。

それ以来、クラスのいじめがなくなって、さくらの周りにも人が集まるようになっていった。

ちよの一言。


さくらにはまだ、ちよ以外が信じられなかった。
それが、今でも残ってしまって、女友だちが作れない。
作れなくてもいい。そう思うから、できないのかもしれない。

---
あたしにとって、ちよ以外の女は、うわべだけ。
仲良くしようとしてるのかもしれないけど、何か違う。
ちよは、いつも気をつかってくれる。
あたしにできないことを、いっぱいできるちよ。
時々、ちよにとって、あたしってなんだろうって思うときもあるけど、あたしにはちよが必要。

ちよはいつも自分の力で立っているのに・・・
ちよは自分で考えているのに・・・
ちよはあたしの他にも友だちがいるのに・・・

自分でちゃんと立っていられるのも、ちよがいるから。
ちよの存在が、あたしを支えてくれる。
あたしが持っていないものを、ちよはいっぱい持っている。
友だちも、協調性も、自分の考えも。
・・・強さだって。

・・・こんなにちよに依存してるあたしが嫌い。

自分自身が好きになれないあたしなんて、誰が好きになるんだろう。
こんなあたしと、一緒にいてくれるちよは、あたしのどこがいいんだろう。

本当はちよも、あたしのこと、好きじゃなかったら・・・
ちよに嫌われるのが、一番怖い。
あたしがあたしでいられるのは、ちよがいるから。

自分のためより、ちよの笑顔のためなら、きっと何でもできそう・・・


---vol.さくら。終り





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Last updated  2002.01.10 01:33:16


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