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2008年01月20日
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カテゴリ: 芸術活動について
2007年10月28日発行号公開

ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol.111 10/28/07(日)発行

 皆様、こんにちは。お久しぶりです。ご無沙汰しておりました。
 お元気ですか?

 ニューヨークは、異常気象なようで、10月も下旬になっているというのに、昼間はポカポカと暖かくておかしいです。ニューヨークは10月なら、寒くなっているはずなのです。
 日本はいかがですか?

 前回のメルマガは、女性の鬼婆化について、あまりにリアルな具体例を書いたので、
「もう、すごく大笑いしましたよ~!」
とか反響がかなりありました。

 この、笑っている女性たちは、みんな女性として満たされて幸せな人達です。

 もしこれが漫才師だったら、ブラックジョークで笑い飛ばせることかもしれませんが、現実には、こんな鬼婆化がたくさんあって、若い女性に毒素をまき散らしているので、ただ笑っているわけにはいかないのですよ~。

 私は、少しでも、まだ若い女性たちに「鬼婆にならないように不幸を予防すること」を提唱していって、それを広めて、少しでも世の中のお役に立てるようにしていきたいです。


「舞台衣装の仕事」

 さて、私の近況は、前回のメルマガで少し書きましたが、著名なアメリカ人コスチュームデザイナーのアシスタントとして、仕事に時々行っています。

 今、ちょうど公演中の、演劇(劇団)の舞台衣装の仕事です。オフブロードウェイで、タイムズスクエアの42nd St.から西へ歩いていったところにあり、結構中心地です。

 アメリカ人しかいなくて、日本人が私一人だけしかいない環境なので、とても新鮮で楽しいです。

 アシスタントは他にもう一人と私の2人で、スケジュールを調節して、交代のシフト制でやっています。

 ですから、それぞれの公演にはアシスタントは一人で仕事をしなければなりません。

 私の英語は、通訳ほどではないですが普通くらいのレベルは話すので、特に問題ありませんでした。
 アメリカ人と仕事が普通に出来るレベルの英語力です。


 仕事は、舞台の第一幕、第二幕とか全体の流れと、そのセリフをなんとなく覚えておかなくてはなりません。
 そして早変わりの時に舞台そでまで行って、衣装を持って待機しておいて、俳優が入ってきたら大慌てで上から下まで全部、ワーッと着せ替えます。

 あとは、楽屋に待機しておいて、俳優や女優の衣装やカツラやメイクをチェックして、着替えを手伝って、整えます。

(コスチュームデザイナー本人は、楽屋には来ないで、舞台で観劇して全体をチェックしています。アシスタントだけが、現場でみんなの衣装を調えます。私一人で現場を見るので、初めての日はちょっとビビりました。)

 こういう、本格的なシアターの舞台衣装の仕事は、初めての経験なので、全てが新鮮で、とっても楽しいです。


 日本人で人種が違うのに、アメリカ人からこんなに楽しい機会を与えていただけて、とてもありがたいなと大変感謝しています。

 本当なら、彼らアメリカ人同士で、アメリカ人にこの仕事を回してあげたいと思っただろうに、と想像できます。

 それなのに、人種が違う私に仕事を回していただけて、とてもありがたく光栄に思っています。

 ほんとに、私はものすごくラッキーです。運がツイています!

 とくに、こういう業界は、いきなり入り込みにくいものですし、やりたい人はたくさんいるので、私に仕事を回してもらえただけでも奇跡に近いです。

 一度この仕事をやると、経験としてキャリアになるので、次も仕事をさせてもらえるようになります。ディレクターに顔を覚えてもらえば、次の仕事や他のチャンスにつながっていくそうなのです。

 私は、コスチュームデザイナーのアシスタントの仕事は、今まで考えたこともなかったのですが、ちょうど夜あいている時間がありましたし、一応アートに関係ある内容でしたし、目の前に来た仕事は一生懸命やってみようと決心しました。

 こういう、「向こうからやってきたチャンス」は、「何か意味があるご縁だ」と思うので、オープンになってやってみています。

 理由は、後で分かってくるものだと思います。

 今は何も深く考えずに、与えられた仕事を一生懸命やってみています。

 もし、先で、私が忙しくなって出来そうになくなってしまったら、他の優秀な美術系の後輩を探して私のポストを交代して、引き継いでもらえばいいのですから。
 まず、やってみようと思って引き受けました。

 メルマガの初期の号に綴りましたが、スペイン時代に、レギュラーで毎週、クラブのレジデンスDJとしてスカウトされて、仕事を与えられた時も、何も考えずにとにかくやってみました。

 現地では女性のDJは他に一人もいないし、やりたい男の子たちが山ほどいる中で、なぜか私に仕事が回ってきたので、何でだろう?と思いましたが、考えずにまずやってみる方向に一歩踏み出しました。

 そうしたら、現地で私がDJをする日にはお客さんがドバッとたくさん入って評判になり、人気が出て、大型ディスコのPR(パブリックリレーション)も兼ねるようになっていきました。
(そして、この仕事のせいで、スペイン語がものすごく上達したのです。)

 その後、NYに引っ越してきて、七福神が出現して音楽を送ってきて、それを作曲してバンドで録音したので、後になって考えてみると、
「ああ、スペインでプロのDJとして働いた経験は、この、音楽制作をバンドでするための前準備だったのだな、そのための訓練だったのだな~!」
と、サーッと全貌が理解できました。

 そういう、今までの経験から考えると、今回の、コスチュームデザイナーのアシスタントの仕事は、きっと何か、「アメリカ社会に溶け込むきっかけ」とか、「舞台裏を知っておくため」とか、何かつじつまの合う意味があるのだろうと思えてならないのです。

 学芸会みたいな素人くさい劇団ではなくて、ちゃんとしたプロのシアターの仕事なので、やりがいがありますし。
 通っているうちに、念願の英語力も多少はアップしてくれると思います。

 スペイン時代のことを思い出すと、DJになったことがスペインで活動が広まるきっかけになっていったので、今回のアシスタントの仕事をきっかけに、何かがここから広がっていくのではないかな、とうとう、アメリカ社会で行動範囲が広がるのかな、とちょっとワクワクしています。

 将来、私が、七福神のバンドとか、何かを公演する時にも、とても参考になり役に立つことでしょう。

 いつか、七福神のバンドのイベントを、アメリカ人スタッフでやりたいですね~! 

 ミュージカルか、オペラか、演劇か、ジャズバンドだけか、シンガー付きか?
今から楽しみです~!







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最終更新日  2008年01月20日 17時10分38秒
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