2005年04月15日
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カテゴリ: BOOKS
以前に読んだ

同氏の作品ということで読んでみることにした。


元々は『M1』という題名で出版されていたものが

文庫本になったのを機に改題されたらしい。

多分『M1』では内容が分かりにくいからかな。


ちなみに『M1』の意味は

金融用語で現金通貨と預金通貨を合計したものらしいのだが詳しくは忘れた。

本編でも主人公が説明していたんだけど・・・・。



この作者の特色は元銀行員(旧三菱だっけか?)の融資担当の経歴をいかして書いた



金融の勉強をするのはとても大変だけど

こういった小説から入っていくと

『なるほど、そういうことか』と納得がいく、

というか、かなりドロドロしていることがよく分かる。



物語は元銀行員でリストラされ現在高校教師の主人公の家に

真夜中突然教え子(♀)がある本を返しにきて、

翌日彼女が消息不明になったことから始まる。

原因はその教え子(♀)の実家が経営する会社が倒産の危機にあい

父のそばでいつも仕事を見ていた娘は金策のため

ある取引先の企業に交渉に向かっていた。


本来家庭にことにまで首を出す必要はないのだが



実はその本には、見たことも無い奇妙な『お札』が挟まっていた。

日本銀行券に似ていなくもないが、よく見ると

絵柄には工場プラント。そして田神亜鉛株式会社と印刷されていた・・・。



!!!!注意:以下ネタばれあり!!!!










只の倒産お助け人情話かと思いきや話が進むにつれて、



しまいには大掛かりなマネーロンダリングまで発展。

全く予想がつかない大どんでん返し。

正直作者は本当にここまで書くつもりだったんだろうか?

ただ『事実は小説より奇なり』というくらいだから、

現実にはもっとえぐいことが行われているんでしょうねぇ・・・・。



講談社文庫





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最終更新日  2005年04月15日 11時14分43秒


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