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昔から、直感力に優れていた方だと思う。
今でこそ、スピリチュアルとかが流行り、能力の一種のように言われるが、
子供の頃や、学生時代には、直感力には嫌な思い出しかない。
相手の感情や考えていることが、表に出さないのに感じすぎてしまったり、
(相手に伝えなくても、私が気を使い、疲れてしまう)
相談されなくても、相手の悩みを気付いていたりすると、
(女性にありがちな)私だけに相談していると周囲の人間に誤解されたり、
予言紛いの発言で、数年後に当たっていることが発覚し、気味悪がられたりすることが多かった。
(言った本人はすっかり忘れてたりするのだが・・・)
つまり、私にとって「直感力」なんてものは、マイナスイメージにしかならない。
だから、20歳を過ぎた頃から直感的なことは、ダイレクトに発言しないように心がけていた。
今日も、なんとかごまかせた。
最近は少しスピリチュアルなこともしているせいか、知らない間に直感力が増している。
でも、その直感力を信じれないのが私。
昨日、仕事の先輩(女)からメールがあった。
私はまだ仕事を始めて一ヶ月程度。
仕事の用事は、全てが携帯のメールでやりとりをするので、話したことのない会社の人もすべてメールに登録している。
その先輩も、優しい人で私に色々仕事を教えてくれてた。
でも、プライベートの事は全く知らない。(地元が一緒だったことくらい)
昨日、「体調が悪いから、シフトを代わって欲しい」とメールがあった。
それを見て、
「あ、オメデタなんだ~」
と、一人で納得していた。
その先輩に彼氏がいるとか、結婚しているとか、全く知らない。
しかも、「体調悪い」だけで「オメデタ」と取るのもどうかと思う。
なのに、絶対に合っているという自信があった。
今日、仕事で会った時に、真相を聞いてみた。
やっぱり「オメデタ」だった。
結局、結婚しているのかどうかさえ、知らないけど。
(「もしかして、オメデタですか?」って聞いといて、その後で「結婚なさっているんですか?」って聞くのも変やし・・・)
聞かれた本人は、かなり天然系なので、私が知っている事に、疑問は抱かなかったようだ。
妊娠中の人は、分かりやすい。
たとえ本人が目の前にいなくても、新しい命の存在があると、その存在を感じ取ることができる。
でも、自分がそれに気付いていると発言することに、怖れがある。
スピりチュアルな事に対しても、そう。
自分の能力に対して、それを周囲に知られてしまうことに、とても怖れがある。
自分でも、マイナスにしか感じられない。
だから、自分でも認めず、信じず、受け入れられない。
才能だとは、思えない。