魔女の森

魔女の森

2006年04月07日
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カテゴリ: 日常のコト

昔から、直感力に優れていた方だと思う。

今でこそ、スピリチュアルとかが流行り、能力の一種のように言われるが、

子供の頃や、学生時代には、直感力には嫌な思い出しかない。

相手の感情や考えていることが、表に出さないのに感じすぎてしまったり、

(相手に伝えなくても、私が気を使い、疲れてしまう)

相談されなくても、相手の悩みを気付いていたりすると、

(女性にありがちな)私だけに相談していると周囲の人間に誤解されたり、

予言紛いの発言で、数年後に当たっていることが発覚し、気味悪がられたりすることが多かった。

(言った本人はすっかり忘れてたりするのだが・・・)

つまり、私にとって「直感力」なんてものは、マイナスイメージにしかならない。

だから、20歳を過ぎた頃から直感的なことは、ダイレクトに発言しないように心がけていた。

今日も、なんとかごまかせた。

最近は少しスピリチュアルなこともしているせいか、知らない間に直感力が増している。

でも、その直感力を信じれないのが私。

昨日、仕事の先輩(女)からメールがあった。

私はまだ仕事を始めて一ヶ月程度。

仕事の用事は、全てが携帯のメールでやりとりをするので、話したことのない会社の人もすべてメールに登録している。

その先輩も、優しい人で私に色々仕事を教えてくれてた。

でも、プライベートの事は全く知らない。(地元が一緒だったことくらい)

昨日、「体調が悪いから、シフトを代わって欲しい」とメールがあった。

それを見て、

「あ、オメデタなんだ~」

と、一人で納得していた。

その先輩に彼氏がいるとか、結婚しているとか、全く知らない。

しかも、「体調悪い」だけで「オメデタ」と取るのもどうかと思う。 

なのに、絶対に合っているという自信があった。

今日、仕事で会った時に、真相を聞いてみた。

やっぱり「オメデタ」だった。

結局、結婚しているのかどうかさえ、知らないけど。

(「もしかして、オメデタですか?」って聞いといて、その後で「結婚なさっているんですか?」って聞くのも変やし・・・)

聞かれた本人は、かなり天然系なので、私が知っている事に、疑問は抱かなかったようだ。

妊娠中の人は、分かりやすい。

たとえ本人が目の前にいなくても、新しい命の存在があると、その存在を感じ取ることができる。

でも、自分がそれに気付いていると発言することに、怖れがある。

スピりチュアルな事に対しても、そう。

自分の能力に対して、それを周囲に知られてしまうことに、とても怖れがある。

自分でも、マイナスにしか感じられない。

だから、自分でも認めず、信じず、受け入れられない。

才能だとは、思えない。






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最終更新日  2006年04月07日 23時49分31秒


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