文豪のつぶやき

2005.09.01
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カテゴリ: 新撰組
土方は近藤と別れた後、一度江戸に戻ってきたが、小人数の幕府系諸隊が千葉市原に団結し結集すると聞き、ここに寄った。
ここで大鳥圭介という人物に出会う。
播州赤穂の村医者の倅で、大阪の蘭医緒方洪庵の塾で蘭学を学んだ。同窓に村田蔵六(大村益次郎)、福沢諭吉がいる。
大鳥はここでオランダ陸軍の軍学を学び、やがて幕臣に取り立てられ、フランス陸軍の軍学の訓練を受け、今は幕府の歩兵頭になっている。率いるのは500人の当時最新鋭のフランス式歩兵である。500人といっても近代装備に、近代軍隊訓練をつんだ、日本では最強の軍隊といってもいい。
この大鳥率いる幕軍が、恭順派の慶喜に異を唱え、市原に来ている。
旧幕軍はたちまち2000人を越え、大鳥を盟主に、土方を副将格に軍が構成された。





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最終更新日  2005.09.01 05:55:40
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