文の文

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sarisari2060

sarisari2060

2004.01.08
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カテゴリ: エッセイ
「あなたって、ほんと、好ききらいをはっきり出すひとね」
と文章を書く友人にいわれた。
えっ?とおもう。

「だからちょっとこわいのよね」と友人の言葉はつづく。
えっ?そんなわけないじゃん!とおもう

「わたしは自分ではなんて人畜無害な人間だろうって
おもってるんだけど」といってみるが
「そんなわけないじゃん」と一蹴される
・・・うそー!


もろに顔にでるわよ。はやく終れって顔よ。
ほんと、不器用なひとね」
まさかあ!

「それに、あなたおべんちゃら、いわないでしょ。
ほんとよ。きいたことないもん。
まあ、そういう正直なひとだから
わたしも信用できるんだけどね」

それってほんとにわたしのこといってるの?

表情のことはともかくとしても
わたしは時々自己嫌悪におちいるくらいに
おべんちゃら言うことがあるのに


えーっと・・・
わたしのおべんちゃらがおべんちゃらに聞こえないってことは
・・・つまり、わたしってやつはほんとはものすごく
辛らつだってことなんじゃないの?

うそー!?


ひとがながめているところが
同じわけはないし
ちがっていても、それがどうした?なのだけれども
その落差の大きさにちょっとひるむ。

どうあれ自分が他人さまには
そんなふうにうつるのならば
心底そんなふうになってみてもいいのかもしれないなあ
と意地悪くおもってみたりもする。







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Last updated  2004.01.09 01:20:59
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