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luv4rwjk

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2006年01月20日
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テーマ: 本日の1冊(3797)
カテゴリ: 書籍
ちょっと掲示板に月岡(大蘇)芳年のお話が出たので、今日は彼の画集「血の晩餐」について書こうと思います。

というか、自慢です。
chinobansan1
高さ46cm 厚み8cm デカい本です。

月岡芳年とは?

月岡 芳年(つきおか よしとし)、天保10年3月17日(1839年4月30日) - 明治25年(1892年)6月9日)は幕末から明治前期にかけての浮世絵師。本名は米次郎。一魁斎芳年、のちに大蘇芳年(たいそよしとし)と号した。歴史絵や美人画、役者絵などの浮世絵を主に手がける。特に無惨絵で知られる。「狂画家」「血まみれ芳年」などと呼ばれていたが、近年その評価に疑問視する声が上がってきている。 また当時、没落していく浮世絵師の中で成功したこともあり「最後の浮世絵師」と評価されることもある。

フリー百科事典 Wikipedia より引用


この「血の晩餐」という本は先輩から買ったものです。

彼は「どんなにお金に困ってもこの本だけは手放さない」
と豪語していたのですが、已むを得ない事情があったのでしょう。
「買わないか?」と連絡が入ったのです。

即先輩宅へ。

わたしはすかさずこの一冊を選びました。

その他の欲しかった本も一冊手に入れて、2冊で四萬円也。

「血の晩餐」は1971年発行1200部限定発売で、
大体3~4万くらいで売られています。
もう一冊の本も2~3万する代物なので、状態はどうであれお得な買い物です。

後日、先輩からこの2冊を買い戻したい!と連絡がありましたが、
即 お断りしました。
一度手放したものは、二度と手に入ることはないのです。
私は絶対に手放しません。

この本は、画集と別冊の2部に分かれています。

chinobansan2

別冊のほうは彼の年譜や歌川派系譜、彼についてのコラム的な文章など。



序にかへて


大蘇芳年の飽くなき血の嗜慾は、有名な「英名二十八衆句」の血みどろ絵において絶頂に達するが、ここには、幕末動乱期を生き抜いてきた人間に投影した、苛烈な時代が物語られてゐる。これらには化制度以後の末期歌舞伎劇から、あとあとまでのこった招魂社の見世物にいたる、グロッタの集中的表現があり、おのれの生理と、時代の末梢神経の昂奮との幸福な一致におののく魂が見られる。それは、頽廃芸術が、あるデモーニッシュな力を包懐するにいたる唯一の隘路である。

血の晩餐 大蘇芳年の芸術 別冊/番町書房 より抜粋


芳年の描くものには血しぶきや生首、刀で切りつける描写など、
グロテスクでエロティックな作品が数々あります。
特に女性を縛った作品や、瀕死の女性を描いたものには
狂気じみた芳年のサディスティックな願望(欲望?)が表れているようで 見ているこちらもその危うい世界に引き込まれていきます。

芳年の作品で、多分一番有名なのがこちら

ankougiri


俗に「アンコウ切り」と呼ばれるものです。

自分の情熱、欲望を思うがままに描いた芳年。

彼は躁鬱症で、異常なほどの執着性格であったと言われています。
確かに血や死体など、普通の人が嫌悪するようなものに執着していた芳年は世間から見ればちょっと「異常者」だったのかもしれません。

しかし私にとっては彼は、奇妙なものであれ自分の「欲望」におもむくがままに自己の世界を確立していった偉大なる絵師なのです。

私は自分では芸術家肌ではないと感じています。
だからこういったリアルな(crazyな)芸術家を見ると、
嫉妬と自分のリミッターの丈夫さにヤキモキしてしまうのです。

限界を超えることの出来る日はくるのでしょうか。


芳年に興味がある方は、「絵金」や「伊藤晴雨」、現代だと「小妻要(子)」などをぐぐってみるのをお勧めします。

ちなみに、私は責め絵などをアートとして見るのは大好きですが、実際に縛ったり縛られたりだのにはあまり興味がありません。

ご理解のほどをw

新しい作品を制作中です。
テーマは「和柄・刺青柄ラグランT 桜の吹き寄せ」

ちょっと春らしいピンクに染めようと思ったら・・

まっピンクになりました。
いわゆる、ショッキングピンクです。

・・・一度、これで試作品を作りたいと思います。










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Last updated  2012年03月25日 04時58分10秒
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