4月5 日 しいちゃんのアトリエ舞踏 182
時と正義
春の雲五句
1938生まれの名作「わが町」
未来と正義
正義は一人ひとりに星の数ほどある。
しかも、真実は氷山のように海上には実態の十分の一ほども
見えていない。その氷山の一角を見て、正義を考えるのは
よほど想像力がなければ、難しい。
しかし、正義を見誤れば、 その集団は破滅にむかう。
そして新しい集団が興り・・ 繰り返す歴史。
愚かな人間には、正義はなんの意味もないが
未来に向かう時空に真剣に生きる人間には、
正義は大切な羅針盤となるのではないか。
と、 わけのわからない話だね。ごめんなさい。
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春の雲五句
春の雲に触れ観覧車降りて来る 隅田恵子
寅さんのようにふらりと春の雲 淵脇護
春の雲鐘つく僧のスニーカー 浜和佳子
天国はきっとあるはず春の雲 新井佐知子
しばらくは春の雲とも同行す 倉持利恵

1938生まれの名作「わが町」
私は1935年昭和10年生まれ。「わが町」は1938年の初演以来
世界各国で上演されるアメリカの名作。
その「わが町」の舞台を日本の田舎に置き換えて
上演してきた俳優座が、20年来の夢をかなえピアノ伴奏で
出演者の少ないお金のかからない芝居と歌の音楽劇を 公演した。
和製音楽劇でブロードウエイをめざすそうだ。
1901、アメリカ・ニューハンプシャー州の小さな町、
ギブス医師の息子ジョージと、隣家の地方新聞の編集長ウェブスの
娘エミリーは幼馴染。穏やかで誠実な両親や町の人に見守られ
成長した二人は恋をし、やがて結婚の日をむかえる。
そして9年の月日が流れた・・・
原作者のソートン・ワイルダーは「日常生活の小さな
出来事にさえ、測りしれない価値があることを理解しようと
する試みだ」と言ったが、初演はさんざんの不評であった。
たしかに主筋の展開に欠け劇的展開がほとんどない。
それと今回、音楽劇と言うが、記憶に残る曲もない。
ただ郷愁というか、この世から失われていく何かが
せつなく胸にせまってくるのだ。静かな静かなこの音楽劇は
75年経て現代に不思議なメッセージを持っているのかもしれない。
年間6回公演、3日間開催の会員制観劇会も会員の減少で、
その夜はわづか300人程度の入りだった。
このままでは継続は困難だと挨拶があった。
実は舞台は面白いか面白くないかのどちらかだ。それを世間は人気と言う。
お金を払う観客は正直なもので
つまらなければ劇場には来ない。それだけのことなのだが。