Butterfly's Room

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September 14, 2009

家を建てます。

カテゴリ：みちょっこ日記

この間更新したのは春だから、夏をすっ飛ばしてしまいました。

今年の夏はあまり大きな事もなく過ごしましたが、
ぶっきーは目に見えて大きくなっています。

１カ月ぶり位の人にも
「あれ？背伸びた？」なんて言われるほど。
親はわからないのだけど、びろーんと寝ている姿を見ると、
大きくなったなぁ～。って感じます。

さて、タイトルに書きましたが、このたび家を建てることにしました。

色々考えた結果です。

海外に永住を去年まで考えていました。
そのための準備も整い、あとはIELTSのテストのスコアを上げるだけだったのですが、
それがなかなか難しい。。
（あともうちょっとなんですが・・）

私たちがビザを取るための枠には年齢制限もあり、３５歳までなので、
まだあと１年はあります。(取るのは彼です。申請する期間もあるので、
スコア取得までは１年弱が安全。）
私が目指せば、ビザの種類がかわるのでスコアももっと低くてもよいし、
彼より時間も１年多くあるので、そうすればいいんじゃ？と言う感じですが、
私を知っている人は、「絶対に無理だね」と言います・・。

無理ですね・・・。
まったくわかりません。

彼の方はですが、毎日午前様、週に２日は会社に泊まり、
土日も仕事だったり、家族で用事があったり。
激務です。

ただ、彼の会社が海外に支店を出し、
２回ほどそっちで仕事をしないかという話があったのですが、
１回は日本の仕事の引き継ぎがどうしても間に合わず逃してしまい、
もう一度は、私がちょっとした手術を受けることになり、
逃しました。

あと１年、頑張ろうかとっても悩んだのだけど、
今の家が間取り的に難しいので引っ越したいとか、
私も家で仕事をしたい、という気持ちもあり、
家を建てる決意をしました。

今の家だとキッチンがとっても小さいので、
マンツーマンでお料理を教えたり、外で出張という形でイベントをしたりしていました。

ただ、ぶっきーが学校に入り、学童も入れないので、
やはり家で仕事をするというのが自分にもぶっきーにもベストな状態ではありました。

持ち家ならば、保健所を通して営業許可も取れるし、
自宅でイベントなどもできます。

場所は、今の家の目と鼻の先です。
金額的なこともあったし、勤務地までを考えると神奈川や千葉も見て回りました。

一時期は熊本に帰ろうか～？なんて話も出ました。
でもこのご時世、やっぱり仕事が見つかるかの不安が大きかったです。
考えてみれば、熊本で仕事がないから東京に出てきたんだよね、と。
今はあの頃よりも、出来ることは増えただろうし、
色々選べると思うのですが、
彼の仕事は特殊じゃなくても、彼が作っているものは他でやっていないことなので、
それができなくなること。
同じだけのポジションで迎え入れてもらえるか、とか、
東京と地方のお給料は違うのでお給料ダウンは考えられる。
(土地が安くなるので、お給料ダウンでも良いのですが。。
ひそかに阿蘇とかに住みたかった。。）

でも、地方の良さというか、私は熊本に住んで、本当引っ越したくなくて、
ひとの良さや、住みやすさを知っているのでそれでも良かったのだけど、
こんどはぶっきーが絶対に引っ越したくない、というし、
彼もやっぱり、東京で仕事がしたい、と言いだしました。

そう考えると、やっぱりココから離れることはできないね、ということになりました。

でも、今住んでいるところは、本当に素敵な場所で、まず緑が多い！

それと由緒あるお寺の近くなので、観光地ならではの良さ、
それプラス、地元の住民の結束や、行事ごとの多さ、
景観のよさ、利便性、たぶん、私たちにとって、
東京に住むなら、これ以上気にいる土地はないね、
と納得できる場所です。

ご近所付き合いも、この４年で出来てきてるので、それも引き続けるし、
ぶっきーの学校、子ども会の地区まで変わらないで引っ越しができるのです。

その土地は宅地ではなかったのですが、
よく散歩で通るたびに
「あーあ、ここが売り出されれば良いのになぁ～」なんて言っていた場所でした。
まさか本当に売りに出されるとは！とびっくりしました。

これはもう、私たちが住むために売り出された場所、と思いました。

そのことによって、永住の道はあきらめましたが、
単身で彼が海外に行くこともあるかも知れません。
その時はその時で考えればいいし、
あるかないかわからないことを待っているのは嫌だなと思ったのです。

ということで、もう少しづつ工事も始まり、建つのは２月の始めです。
それまでの打ち合わせは、希望と金額との戦いでしたが、
それからやっと解放されて、今は建つのをただただ楽しみにしています。

今の家は、雑誌に掲載されたり、
昔の家ならではの良さも住んでいて感じれたし、
大家さんも良い方だし、景色は綺麗だし、
絵本の「ちいさいおうち」のようで好きだったんだけど。。
それにざしきわらしもいるし!笑

とても思いいれもあるのですが、
やっぱりひとの持ち物なので、手放すときが来るのはしょうがないですね。

こんどは自分たちの家を大切にしていきたいと思っています。

ということで、今日は近況報告でした。

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