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追い風は感じにくいものですが、復路に入り、向かい風はしっかりと実感しました。
私はこの状況で、笑顔になっていました。
向かい風ならペースを落とす出場者は多いはずだと思ったからです。往路の最後の方はペースを乱したものの、体力はしっかりと残っていました。昨年よりも残っていたと思います。
私はその時点でルールを決めました。”復路は追い越すことはあっても、誰にも追い越されてはいけない”と。
実際、ペースを落としている方が大半で、どんどん追い越すことできました。もう、楽しくて仕方ありませんでした。我慢せずに笑顔になっていました。
私のペースより早い出場者は視界に入る限りいませんでした。なので、追い越されることはほぼないと思っていました。
いいペースで走っていましたが、わずか1kmを走った時点で、思ったよりも体力が消耗していることに気づきました。このまま走り、最後の方にペースが落ちてもいいかと思いましたが、最後の方になるとペースを上げる出場者もいて、ペースを落としてた私を追い越す可能性があると考えました。
なので、その時点よりもペースを落として、最後までペースを落とさない程度にしようと決めました。
とはいえ、追い越す快感は味わいたいので、往路とは逆に、他の出場者よりもペースが速く、かつ私が持続できるペースの出場者を探すことにし、それはすぐに見つけることができました。
その出場者も体力を温存していたのか、どんどん追い越してくれるので、それについていけばいいだけでした。
このままその出場者に引っ張ってもらい、最後の500mくらいで追い越そうと考えていましたが、途中の給水所に寄って少しペースを乱したので、そこで追い越すことにしました。
残りは1.5kmくらいありました。その出場者は私が後ろにいたことを知っていたと思います。なので、次は追い越してくることを想定しました。”誰にも追い越されない”と決めていたので、ペースを上げて付いてこれないようにする必要がでてきたのです。
ペースを上げて走ったことでその出場者に追い越されることはなかったんですが、体力が一気になくなりました。残り1kmの時点でジョギングならゴールしているくらいの体力になっていました。
しかし、また私は笑っていました。
この状況は去年も同様にあって、それをシュミレーションして1年間ジョギングしてきたので、想定していた状況になったことが嬉しかったのです。だから、精神的には苦しさはなく、むしろ一番楽しかった瞬間だったと言えます。
その状態で500m走りましたが、追い越されないペースで走る続けるには残り500mでは難しいと思い、どう乗り切るかを考えました。
詳しく書くのは省きますが、子供の受験でのことで、"最後まで頑張り抜いた者が勝つ"と言ってきました。それはとても難しいことです。それをわかってて、子供に伝えてきました。
今、その状況に私はいました。その言葉どおりにするには、ペースを上げて、ターゲットを決めて追い越すという目標に切り替えました。
無我夢中で走り、そこから10人近く追い越すことができました。たまたま、その人たちは最後にペースを上げず、むしろ落としたことでそうなったと思います。それでも、最後まで諦めなかったのは私だから彼らを追い越すことができました。
最後は無我夢中で楽しさを無くしていましたが、思い出すと今年も大変楽しい10kmマラソンになりました。
記録は"57分14秒(ネットタイム)”で、最高記録を出しました。
このマラソンがあって、走る楽しさを知り、ジョギングの習慣ができて本当によかったと思います。
来年も、当然参加します。
2024年 加古川マラソン大会 その④ 2024.12.16
2024年 加古川マラソン大会 その③ 2024.12.16
2024年 加古川マラソン大会 その② 2024.12.16