tamae Room

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2012年12月10日
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カテゴリ: 小
1.

こんな事なら、構って欲しくなかった!

優しくなんてして欲しくなかった!

何で私って泣き虫なんだろう泣きたくなんかないのに

いくら噛み締めて嗚咽を抑えてみても

身体は震え次々と涙が溢れて零れ落ちてゆく

これ以上絶望に胸を抉られたくないのに

助けて… 助けて… 助けて…

前にも後ろにも動けないの











−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



祐奈はスマホの画面見てスッーと冷たい塊が胃を滑り落ちてゆくのを
どこか別の自分が冷静に受けとってるようにも感じていた。
そして あぁやはりとも思っていたのだった



    ーすまん行けなくなったー



理由も言い訳も無い、ましてや待合せの時間に来たメール
誕生日までどうでもいいんだ…
ってか覚えても無いのかもね!
うん多分そうだろう、そう思ってなんとかやり過ごしたい
自分の女々しさに嫌気がして堪らない

もういい加減わかりなさいよ!気がつかないフリしないで


きっと友達がこの状態なら、馬鹿じゃないのって怒り狂ってるに
違いないのに!

自分の事はわからない!
そんな女なんて情けないと思ってた筈なのにね…

どうしよう… 

どう過ごすの?




「何をしている?」




聞き覚えの有りすぎる声にハッとして
自分の今の状態にも思い至らず顔を上げてしまったのだ…




不機嫌な顔と声のままその男は

「何をしている?と聞いているんだ!耳が聞こえないのか?」

「っ…」
必死で嗚咽を我慢しているのに今声を出したら
お終いのようで歯を食いしばっているのに
日頃から気に入らない生意気女の急所を手に入れた
俺様課長は目を吊り上げて一段と低い声で

「今日は大事な用事があるので残業出来ません!と言ってたよな?

「うっ…」
「明日は有給頂いてますので何か有れば月曜日にお願いします!
 と普段より高い声とあり得ない笑顔で帰って行ったんじゃなかったのか?」

なんてなんて意地の悪い!
大体いつも私を目の敵の様にするこの上司になんでこんな時にごんな場所で
馬鹿にされなきゃならないのよ!

いつもなら…いつもの私なら負けてたまるかぁ!と
言い返してた筈なのに、この時の私はあまりにも
ダメージに侵されてた為に

「理不尽だぁ~」と大声でわめいて
自分の感情にストップかけるどころが解放してしまったのだ!











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最終更新日  2013年01月06日 22時54分30秒
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