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どこからかタバコの煙がが漂ってくると、頭で気付くよりも先に無意識に息をとめています。
以前外食をしていた頃はレストラン内で他の人が喫煙をはじめると、せっかくのお料理の味も風味も損なわれてしまい、残念な思いをしていました。
(日本での事ですが)道を歩いていてすれ違い様に火のついている煙草の先が手の甲に触れたり(先方は悪気はなく全然気付かずに去っていきました…私は一瞬針でさされたのかと思う程痛かったです),歩いている足下にこれまた火のついた煙草を投げ捨てられたり、はたまた他人がはき出した煙が思いきり顔にかかったり(…これは本当にしょっちゅう)。「喫煙権」はあるのに「嫌煙権」はないのだな…と、つねづね思っていました。
でも、この度の "Smoking ban"(オフィスや店舗を含む公共の場の屋内での喫煙が法律で禁止になりました)(…私個人としてはパブやバーなどお酒を出すところでは、飲んでしまえば誰でも五感が麻痺するので禁煙は不必要なのでは…と思っていましたが)で、少しは私達にも過ごしやすい世界ができるのかな…などとぼんやり思っていました。
ところが…
が、が、が…。
先日ラジオで、『屋内ですえなくなった smoker達が open airに野放し状態。店舗の前の道路やガーデンにテーブルを出しているカフェやレストラン,バーではスモーカー達が外の席を占領し、束の間の夏日を楽しもうにも non smokerは席がとれない。屋内で喫煙できない為、道は喫煙者であふれ、普通に道を歩こうにもいつでもどこでも煙がいっぱい』…と言っていました。
確かに先日 Cityに写真を撮りに行った時も、ランチタイムにはガーキンビルの近くの広場(?)では今まで見た事もない程大勢の人達が座ってランチ。もともと天気の良い暖かい日は表でランチをするのが大好きな英国人ですが、この人の多さは「ぎょっ」とする位でした。 これは、まず間違いなく Smoking banの影響だと思われます。
法律の改正は難しいものですね。全ての人を Happyにする事がまず無理なのは重々承知ですが…。