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umisora1897

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2007.10.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
smoke.JPG


ここ南カリフォルニア、毎年恒例のSanta Ana Wind という強風のせいで
山火事が大頻発、あっちこっちが燃えまくって大変な被害が出てまして。

今回じぇいど♪が住んでるあたりは幸いまだ無事ですが、うちは
山がけっこう近いので、数年に1回は避難の準備をすることも。
なので、風の方向、現在の火の方向を見ながらニュースと地図と
にらめっこで夜をあかす、なんてことをもう何度やったことか。

smoke 2.JPG

上の2枚は車の運転中に撮った本日の煙。もうたいしたことないですが、
昨日は昼間でも空が煙で覆われて暗かったくらいでした。

☆
このサイトには他にも消防士さん奮闘中の写真がいっぱい。
どこもそうでしょうが、消防士さんってのはすごいです。

普段は学校やイベントを訪問したりしてニコニコしていたり、
そのあたりでトレーニングのためにランニングをしている姿を
見慣れているのですが、こういう緊急時になると、
2時間ほどの仮眠だけで数日間、集中力を要する火のコントロールに奔走。

文字通り命がけの仕事で、いつくずれるかわからない
燃えてる最中の建物にも平気で登っていきますし、ただ鎮火するのではなく、
わざと逆から火をつけたりと、高度なテクニックをつかって燃える方向と範囲を計算ながら
火を誘導していきます。ホント、みんな屈強な天使、のよう。
ちなみに、消防士さんたちの守護天使って、大天使ミカエルなのです。



上でカレー屋をいとなむドラゴンのココアちゃん、
実は我が家唯一の「風つかい」。
彼女もこういう自然災害になると出勤します。
火ができるだけ人家にいかないよう、風を少しでも調整したり、
周辺の黒くなったグリッド、切れたグリッドを修復することで、


山火事が放火ではなく自然発火する場合は、やはり山が自浄作用を
働かそうとしていて、黒い気のたまったところに起きやすい、とは
ちゅまの説。ほんとかどうだかわかりませんが、だから、竜も出勤する
ということなんでしょうか。消防士さんたちは気がついてないでしょうけどね。

☆   ☆   ☆

以前の山火事シーズンのこと。数日にわたって火がおさまらず、
住宅街にもどんどん火が下りてきて、我が家から火の先端があと1km、
という場所までせまってきたことがありました。なぜかこういうとき、
おとーさんは出張中。

避難勧告というのは夜中でもなんでも、突然消防隊がドアをがんがん
たたいて「10分以内に出てください」だの「今すぐでてください」なんて
ことになる。強制避難勧告地域に指定されてから用意したんじゃ遅いのです。

ということで、ミニバンに詰めるだけの荷物を積もう、と荷造りを
はじめたときのこと。子供たちに、本当に必要だと
思う、二度と手に入らないものだけを選びなさい。

そう言ってちゅまとももちゃんが選んできたのはぬいぐるみが一個ずつ。
「それだけ?」とびっくりでしたが、
「家族が無事だったらなんにもいらないよ」
と2人の意見は一致。

まー、たしかにそうだよな。よし、必要最低限だけにしよう。
たしかに考えたらなくなって困るものってないな。
命があればそれでいいよな。

2人の無意識の最良のアドバイスのおかげで
荷造りはあっという間に完了。ミニバンはスカスカ(笑)。

出張先からのおとーさんの電話での奔走で、道路が遮断されてた
ときに備えて数箇所の、とりあえず今晩受け入れてくれる離れた地域の
友人も手配できていつでも避難準備OK。

幸い消防士さんたちの努力によって1km先の山で火は食い止められ、
避難せずとも済んだのですが。

TVでやっていたのは、避難勧告を受けたにもかかわらず
「ここはオレの家だぁ~、オレのものを残していくわけに行かない~」
と屋根に上って小さなホースで水をまき、避難を拒否するオジサンの姿。
うーん、モノに執着する人って逃げおくれちゃうのかもね。

そう思っていたら、翌日、近所の人があつまってどんな
夜をすごしていたかの立ち話。

「いやもう、あれももって逃げたい、これも持って逃げたい、って
荷物の選別がはじまってさ。どれもこれも大事、でも車は一台しかなくて
もうパンパンだし、って夜通し悩んでたよ。火がきてたらもう
逃げらんなかったかも」 なんて人が何人も(笑)。

あのとき、じぇいど♪は「モノへの執着」ってもんがなくなったのだよなあ、
それは子供たちに教わったんだったよな、って今回の山火事を見て
思い出したのでした。



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最終更新日  2007.10.27 13:59:51


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