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2023.11.28
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そんな父は、目に見えないものこそ価値がある、と言っていました。今も言っています。経験や勉強が大事というかんじです。父はめちゃくちゃ優秀です。でも娘の私は飽きっぽくて大した頭のよさもなく、なんとか「しっかりした風な娘」で生きてきたのです。根性も能力もないのです弟は普通に優秀です

父からは常に「しっかり生きろ」というか、「ちゃんとしろ」というプレッシャーを感じていて、父自身もとてもとても勤勉で、研究にも仕事にも精一杯打ち込み、忙しさに悲鳴を上げながらも「俺がこの学部を改革してよくするんだ」とか、「若い人に年配の人が雑用を押し付けているのは本当に間違っている。俺が変える。若い人にやらせないんだ。」と家でたまに話していました。私はそんな父を、ただぼんやりと「すごいなー」と見ていましたが、どこか自分とは全く違う次元にいる、勉強や仕事が全く苦じゃないというかそんなことも考えない人と思っていました。

が、私が大人になって子ども産んだ後、テレビでアフリカの村で陽気な人々が楽しそうに5人くらいで謎の太鼓みたいのをポンポン叩き歌っているのを見て父が、「ああ俺もあんな生活できたらいいのになー」「毎日あんまり仕事しないで友達と歌ってられたら幸せだな」としみじみ言ったのですびっくり

え!!そうなの!!?お父ちゃんもそう思うてはるの!!!??と衝撃でした。30年娘やってて初めての衝撃でした(笑)

そんな父の発言で一番かっこいいと思ったセリフは、大学教授って途中で1年くらい海外の大学に籍を置いて研究するとかいう制度(サバティカルって言うらしい)があって、それで行先を検討していた時だったのですが、A大学から「どうぞ来てください」と言われている。でも俺は「別に君なんて来てもらわなくて大丈夫」と言われるような大学にこそ行きたいって50歳間近くらいで言って、本当にそういう大学に行ったのです。本人には言わないけどこれが一番かっこいいと思いました(*^^)v





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最終更新日  2023.11.28 21:00:06
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