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3/15カーネーション
今日の夕方、嫁はんに「セブンイレブンへ豚汁を買い行って」と命令されました。
車で行ってもいいんですが、散歩がてら途中の神社によってもいいかなと思い、徒歩で行きました。
その神社が「糸子と勝がカキ氷を食べた」のロケ地となった弥栄神社です。
神社に入る時はちょうど日が沈む直前でした。
糸子と勝がカキ氷を食べた大松を見ると夕陽に照らされ輝いていました。

糸子の若い頃の賑やかだった頃のシーンを幾つか思い出しました。
まだちょっと寒く夕陽を受け人気の無い神社が老いの寂寥を象徴しているようで、なおさら過ぎ去った夏が懐かしく、老人気分でしばらく佇んでいました。
「夏が過ぎたら秋のだんじりがあって、そりゃ冬も来るわなぁ」とぼんやりしてると花の香りがします。境内を見回すと白梅が咲いていました。

さっきまでの寂しさが吹き飛んでしまいました。
凛と咲く白梅。
糸子が「もう一花、咲かせちゃる」ってブランド立ち上げに頑張る姿と重なり「再生」を物語るかのようでした。
大松と白梅の間にあるのは、今年の新春に願いを込めたおみくじです。弱った身体を奮い立たせて頑張ってる糸子さんの無事を祈る気持ちになりました。
「冬来たりなば春遠からじ」
オハラ洋装店から元気をもらった気分になったトコロで、ブタさんに頼まれた用事を思い出し豚汁を買いに行きました。
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セブンイレブンに行くために神社の裏手に回ると、南天の赤い実が実ってました。
その前で、小学生の男子2人が騒いでいたので何事か?と思ったら、1人が鼻血を出していたようです。「鼻血出た!」言って出しながら笑ってる能天気な男の子でした。更に友人が2人がかけつけ、その1人が「オレ、ティッシュもってんで!」と、4人賑やかでした。

買い物をすませ、帰宅途中同じ南天の木の前を歩いているとカドから「ゴロゴロ」と台車を転がす音が聞こえてきました。
見るとどうやらさっきの4人組です。
台車にはみ出るぐらい大きなスノコを乗せて、一人がその上に「ケツ痛い、ケツ痛い」といいながら乗ってます。コーナーを猛スピードで曲がってきた事と「だんじり」がどうのこうの言ってたので、角を曲がる「やりまわし」ゴッコをしていたのでしょう。だんじりのためなら痛くても楽しいんでしょう。
そうです。
秋が終わって冬が来ても、次の秋のだんじりの事を考えてるのが岸和田っ子です。
糸子さんも再生の春どころか、燃えるような夏、その先の華々しい「だんじり」だけを一直線に見ているのでしょう。
つまり自分のブランドが世界へ向かって疾走しているそんなイメージしか心に浮かんでいないのでしょう。
「うまく行きますように」祈る気持ちの僕の背中から「ケツ痛い、ケツ痛い」と小学生の声が聞こえていました。
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