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もっと、木村建設を「たたく」べきじゃないの?確かにヒューザーの小嶋社長はキャラがあってメディアとしてもたたきやすいのだろうけれど・・・。それとも、なにか木村建設を叩けない理由でもあるのかな。今日の質疑にあった黒幕の存在の影響?ニュースでは報じられてないけれど・・・。それにしても、木村建設の東京支社長の答弁で、「姉歯先生はその道の権威」だって??その名前聞いた事ないんですけど・・・。関東では有名?大体、日本構造技術者協会(JSCA)にも入ってないし・・・。大概、1級建築士とれば入会するけどなぁ。1級建築士でないと入れないんですけどね。そうか、偽装の道で権威なだけか(笑)。JSCAの会長はテレビに出さない方がいいですよ。確かに構造技術者の地位と報酬の向上は賛成だけど新たな資格は、現在の構造技術者に負担をかけるだけだし、大体、JSCAが試験し認定している「構造士」を国家試験にしたいという魂胆が見え見え。名義貸しの温床にもなるし・・・。メディアは今、昨年偽装をリークしたという構造屋さんを探してるんでしょうねぇ。なかなか、他所が設計した構造計算書って見る機会がないんですよね。今、他所の計算書を見てくれという依頼が多いらしいです。あらさがしじゃないですけど、まともな計算書でも計算間違いや法の解釈の違い、解析方法の流行とかあるんで、それをどう判断するか問題ですね。昔やった物件チェックされてるんかなぁ・・・。
2005年11月29日
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耐震強度偽装問題で、構造技術者としてブログを2回ほど更新させてもらってアクセスもコメントも数多く頂き、本当に感謝しています。これでメディアに流れている誤解が少しでも解けるように願っています。ところで、今日あたりからそのアクセスに変化がありました。アクセス記録に数社の某大手ゼネコンのアドレスがちらほらと・・・。問題を真摯に受け止め現状を知る為に巡回しているのか、それともブログによる内部告発を恐れての巡回か分りませんが・・・。
2005年11月28日
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関淳一氏が当選額実のようですね。まあ、お手並み拝見ですね。でも、こんなに投票率が低いのだから全大阪市民に支持されたと思ったら大間違い。過去の政策の失敗の責任だって免責された訳でもない。しかし、投票率は相変わらず低い。いい意味でも悪い意味でも、大阪は個人主義過ぎる・・・。いつも、選挙で思うけれど、公明党の支持母体の某宗教団体さん。それでいいのと思う。特に大阪で強いみたいやけど。基本は政治と宗教は別でしょ?どうしても、熱心な人たちが多いから投票率が低いと公明党の支持した候補者が勝ってしまう・・・。それって民意を反映してる事になるの?特定の宗教の考えが反映してもいいの?そういえば、昔、公明党の政策で税金で商品券まがいのものをばら撒いた愚作があったけ・・・。本当にこれで大阪市の財政が良くなればいいのですが・・・。期待薄かな・・・(苦笑)。
2005年11月27日
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もう、素人はテレビに出て欲しくないです・・・。なんでしょう、「ザ・ワイド」に出ていた建築Gメンの方。姉歯氏をかばう気は毛頭ありませんが、あまりにも構造設計を知らないですね。恐らく、住宅の欠陥住宅とかには詳しいのでしょうけれど。いいかせば、それだけ構造技術者が少ないという事ですね。だから当然、検査機関でも見落としがある訳で・・・。建築Gメンの方が「G1」の梁が全階同じがおかしいといってましたが耐震壁付きの梁は計算しなくていいので全階同じで良いし、最小配筋で断面もある程度小さくするのが当たり前。最近のマンションの設計は柱の見付(バルコニーから見て時の柱の幅)を同じにするという要求はあるし、10階程度のマンションで2~10階の隅柱が800mm角なら納まらないことはない。まあ、確かに主筋は少ないと感じましたが・・・。昨日の国交省のQu/Qunだってあてにならないし・・・。あれはあくまで参考値ぐらいの考えでないといけないのですが・・・・。数字だけが一人歩きしてるようで・・・。お前がテレビに出ろと言われそうですが(^^ゞ、何分一人でやってるもので手が回らないです。実務をやってらっしゃる本当の構造屋さんに出てきてもらいたいのですが、そういう方は忙しいのででてこないでしょうねぇ。
2005年11月22日
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久々の更新ですがまさか、本業のネタとは思いませんでした(笑)。まず最初に誤解の無いようにしておきたいのは、姉歯氏の行為は到底同業者として許される行為ではないと思っていますし、私自身は「地震力」を半減し建物の強度を低減させるような構造計算書を偽装したということは決してありません。ただ、メディアに出てくる解説者があまりにも素人なので誤解と構造設計の現状、同業者としての疑問を書きたいと思います。<誤解>連日、構造計算書偽装問題が報道されていますが、ニュース映像などで誤解されている部分があります。それは、バルコニーにひびが入ってそれがあたかも耐震性に疑問があるかのような報道のされ方です。はっきり言って、バルコニーのひび割れは建物の耐震性とはなにも関係ないです。建物の耐震性を決める要素はあくまで、柱・梁・耐震壁が主でそれに梁に囲まれた床と基礎が関わってきます。確かに、バルコニーに対する計算はありますが、それは2次部材と呼ばれて、主に自重に対する検討のみで、「地震力」に対する検討は必要ありません。バルコニーには雨がかかりコンクリートは膨張・収縮するので、ひび割れるのは当然で補修すれば十分に機能を果たします。もちろんの施工がちゃんとしていればという大前提はありますが。だからお住まいのマンションのバルコニーにひびが入ってるから地震に弱いとは限りませんので大騒ぎはしないで下さい。正直な話、耐震要素である柱・梁・壁・床・基礎は仕上げや地中に埋まって確認できません。だから、デザイン(意匠)事務所と違って日陰の商売なんですが(笑)。もうひとつ、構造設計に「震度」の概念はありません。「震度」は揺れの感じかたを示すものであくまで感覚によるものです。構造設計では、建築基準法に決められた数値によって地震力を算出し小・中程度の地震では建物に損傷が無く(1次設計)、大地震では建物に損傷はあっても人命を損なわないように設計(2次設計)します。報道で「震度5程度」と程度をつけるのは1次設計時(中規模の地震)の「地震力」が震度5とほぼ同じ程度と解釈されて訳で、施工状態によりますが姉歯氏の偽造設計した建物でももしかするといわゆる震度6にも耐えうるかもしれないし、震度3にも耐えれないかもしれません。構造計算は実験値の集積を元にある基準で設計図通り施工される大前提のもと設計されるので施工状況によって耐震性は変ってくるのです。構造計算はあくまで目安の数値なのです。つまり、施工という不確定要素のある設計業界に「震度」という概念はまったくないので、ご自身の建物が心配で専門家に相談する際に「震度」はどこまで大丈夫ですかという質問は非常に酷な質問ですので御注意ください。むしろ、簡単に震度いくらまでは大丈夫と答えてしまう専門家は疑ってもらってもいいかもしれません。保証はできませんが、設計には「震度」の概念のないことを説明してくださる専門家の方が信用はできるのはないでしょうか。<構造設計の現状>多くの構造設計者は人の命を預かる仕事だと認識しています。しかしながら、その報酬は同じ人の命を預かる医師とは雲泥の差です。ましてや医師には医師というだけで優遇税制すらあります。姉歯氏のあのマンションなら構造図(設計図には意匠図、構造図、設備図とありそれぞれ役割分担をしている。)と構造計算一式で80万円くらいでしょうか。仕事が現在より少ない少し前なら60万円くらいで請け負う人もいてるでしょうか。それを通常であれば構造計画や途中で変更などもありますから設計期間は約2ヶ月弱。それを、とてもじゃないですが一人で構造計算と構造図作成は同時に出来ませんので図面は別の人に描いて頂くので人経費と諸経費(構造計算プログラムを維持するのにも費用が要る。)を合わせれば殆ど儲けがない状態となります。あとの疑問でも書きますが、姉歯氏はそれを2週間でこなします。そりゃ、数をこなせば儲けはでます(苦笑)。つまり、6000万円でマンションを購入されても実際、構造設計者に払っている設計料は微々たるものなのです。それは、マンションだけでなく一般の住宅にも言えることです。一般住宅の構造設計料なんて本当に微々たるものなのです。やっぱり施主も見た目や設備にお金をかけたがりますからね。だから、姉歯氏のあの無責任な他人事のような態度はその報酬の低さ(地位の低さ)から来てるのもあるのだと思います。設計料はまず意匠事務所が取りそこから、構造事務所、設備事務所に支払うシステムですが意匠事務所の経営状態が悪いと支払われないこともしばしばあります(苦笑)。支払にしても、納品から3ヵ月後が平均的で1年以上払ってもらえないこともしばしばあります。だからどうしても、構造設計者は生活する為には数をこなす必要性があるのです。姉歯氏のような偽装はしないので、夜は遅く休みもあまりないですね。<同業者として疑問>姉歯氏のインタビューをみると年商は2000万円だとあります。同じ一人で構造設計するものとしては破格の売上です。まあ、年に20棟近くこなしているのでそれくらいの売上になるのでしょうが。先程も書きましたが、構造設計には構造計算書作成と構造図作成があります。これを一人で2週間でこなすは物理的に不可能です。不眠不休なら別ですが、髪の毛もふさふさで健康そうなので不眠不休はないと思いますが・・・。となれば、誰が構造図を作成していたのかが疑問なのです。これは憶測ですが、あらかじめ建設会社やディベロッパーが作成していた建設コストが建設会社やディベロッパーにとって都合のいい構造図に姉歯氏が構造計算を合わせていたなんてことも考えられます。とにかく、確認申請にはチェックが甘いとされる審査機関であれ構造図の添付がなければ確認申請は通りませんので、時間的に一人では作成不可能の構造図作成にだれが携っていたのかが非常に疑問です。また、先程のありました大地震に対する検討にも疑問が残ります。どうも、姉歯氏の使用した構造計算プログラムと同じものを私自身ももっているようですが、(だからといってそこのメーカーのプログラムが悪いと言うわけではありません。要するに使い方の問題で、大臣認定だから良いとか悪いとかの問題でもありません。)小・中地震(1次設計)に対する設計で同業者に教えてもらって「地震力」を低減する項目がありました。しかしながら、大地震に対する検討(2次設計)では「地震力」を低減する項目はありません。大地震用の「地震力」を直接入力する項目はありますが。姉歯氏はそこも直接入力したのでしょうか。しかしながら、直接入力すれば当然解析は出来てもエラーメッセージが出力されいくらチェックが甘くても気が付くはずです。エラーメッセージさえ偽装したのでしょうか・・・それを偽装するにしても大変な作業となるのと思うですが・・・。1次設計の偽装は比較的簡単だと思うのですが、2次設計の偽装は簡単には出来ないと思うのですが・・・。まさか、マンションで大地震の検討いらない壁量が多い「ルート1」で設計したとか・・・。マンションでは絶対にありえない。もう一つ「ルート2」はあるが規定が厳しいので殆ど採用しない。もしかするとこの部分も偽装した?と、専門的なことも多々有、どこまで読んで下さったかは分りませんが現在知りうる情報で書いてみました。なかなか専門家も少なくメディアに出てくるのも実務家ではありませんので、少しでも参考になればと思います。まあ、もう少し詳しい情報とか出来てて書く時間があればまたこの話題について書きたいと思います。尚、この文章の転記、転載など2次利用は禁止します。また、個別の相談や取材も申し訳ありませんがお断りします。(コメント程度なら約束できませんがコメントを返すかもしれません。)当方、一人で構造設計を行っており、構造設計においても若輩者であり、とてもじゃありませんが、相談や取材はうける余裕はありません。このブログも趣味の範囲ですし・・。相談や取材が必要な方は、お近くの行政の建築指導課か社団法人日本建築構造技術者協会に連絡を取られては如何でしょう。
2005年11月20日
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