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2005年06月08日
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カテゴリ: アニメ
昨日、Zガンダム-星を継ぐ者-を見てきました。



Zガンダムの映画化、結末が違うニュースを聞いた時にまず思ったのは、

TV版『Zガンダム』の続編TVシリーズ『ガンダムZZ』取り扱いでした。

実は『ZZ』についてはリアルタイムには見ていません。

『Z』への想いも強かったのですが、あの乗りが当時はダメでした。

しかし、一昨年CSにて『ZZ』を見てこれはこれで『あり』だと再評価出来る作品

であることが認識できました。だからこそ、『ZZ』への歴史の継続はどうなるのかと

ある種の不安感をさえ覚えました。



そして、聞こえてくるキーワード『健やかなカミーユ・ビダン』とは・・・・。



余程、カツ・コバヤシの方が『キレる』少年ではなかっただろうか?

独善的な考えで最後は初恋?の人すら自らの手で殺めてしまうのだから・・・。



『星を継ぐ者』を見るまでは『健やかなカミーユ・ビダン』は既に富野監督は

描いていたのじゃないのかと思っていた。

それこそ『ZZ』の主人公、ジュドー・アーシタではないのかと。



精神的に、経済的に親から独立した人は何らかの切欠さえ与えれば自然と

自分以外の周りの人の幸せを考えるようになり行動するようになる。

そして、周りの大人はその考えや行動を見守ってやるだけでいい。

だから、ジュドーには『修正』はいらない。

実際にウォンさんの『修正』を軽くかわしてしてしまう。

しかし、戦い始めた頃のアムロやカミーユは『修正』のいる人間だった。



見守るだけに徹したのではないか。

つまり、『ZZ』のなかで既に『健全な若者のあるべき姿』と『それに接する大人の姿』を

既に描いていたのではないのかと思っていた。

しかし、『星を継ぐ者』を見た限りでは映画版『Z』は『健全な若者の姿』を描くようではないように

感じました。これは、3部作を全て見てからの結論になるようです。





ガンダムシリーズ共通の血縁関係が希薄な状態での『少年の成長』。

アムロもカミーユも家族の愛には恵まれませんでした。

しかし、ホワイトベースやアーガマといった血縁とは無関係な家族の中でも

周りの大人の愛情が正しければ独善的な考えを持った少年はやがて健全な大人に

なれるということ。時には厳しく叱る(『修正』)ことも成長には必要であると。

しかし、仕事が忙しく(戦局が激しく)なって、周りの愛情すら希薄なった場合は

少年(カツ・コバヤシ)は独善的な行動とってしまう。



母性への回帰。『ファースト』ではミライがその役周りと役回りを十分にこなしました。

しかし『Z』ではその役回りするはずだったエマは拒否し、女性であることすら自身の意思で、

否定してしまう。やがて、その役回りはシンタとクムの登場によりファが担う事になり、

ファの精神的安定が、カミーユの安定に繋がっていく。

シロッコもサラ(母性)を側に置く事によって精神的安定を図っていたのではないか?。

シャアもララァを側に置いていたな・・・しかし、母性の独占のし過ぎは

また独善的な考えを産むようですね。

アムロもベルトーチカを側に置いたが、『逆襲のシャア』では別の恋人(チェーン)を

側に置いていたな・・・。

恋人との別れを経験した(一般的な恋愛)をアムロは独善的にならなかったのでしょうか。

ハマーンもグレミーに安定を求めたが叶わず、敵のジュドーに求めてしまったということですね。



社会(戦場)への女性の進出の問題点。

戦場での女性を自らの意思で無理矢理否定するエマ。

最後は女性としての母性も見せるのだが・・・。

戦場でも女性であり続けようとしたレコア。

一時、クワトロ(シャア)に想いを寄せるが相手が悪かった(笑)?

シャアの心の奥にはララァ(特定の母性)への回帰があり、レコアの想いを知りつつ?も

否定してしまう。行き場を無くしたレコアの思いは仲間すら裏切ってしまう。

富野監督も女性の社会進出自体は否定していないとは思いますが、エマやレコアを

特化して描いていたのではないかと思います。



本当にいろいろ考えさせられるTV版『Z』です。歳を重ねて改めて観ると当時とは

違う見方が出来る作品です。



ふー、長くなってしまいましたが、やっと『星を継ぐ者』の感想です(笑)。

まず作画ですが、いきなり新作の作画に切り替わると違和感があります。

キャラクターの作画は本当にどうにかならなかったかと思ってしまいます。

当時とはあまりにも違いすぎますね・・・違いを楽しむのもいいですが・・・・。

それと、TV版のシーンは映画館のスクリーンでの鑑賞には堪えれないと感じました。

TV版の場合、各話で作画は微妙に変っているのですが、TVでは気になりませんが、

映画のスクリーンだと分りきってしまいますね。

しかし、モビルスーツの戦闘シーンは新作の方が迫力があります。これは見物です。

デジタル処理はされているにせよ、CG連発のような感じではなくかつての手書き感を

残したような感じでした。

できれば、オール新作の方が良かったのではないかと思っています。

既に第2部は制作されているはずですが、せめて第3部くらいはオール新作にして欲しいですね。



ストーリーは無理なく繋がっているように感じました。

パンフレットの富野監督の言葉のように『Z』のエンターティメンと性を強調した、

ストーリーだと思います。

しかし、TV版を知っているほうが分りやすいと思います。

TV版の約15話を2時間にまとめたわけですから。

でも、本来カミーユのマザコンを受け止める役であったのがエマではなくて

レコアにシフトされている感じを受けました。



気になるのが声優陣でした。

当初はカミーユすら変更される予定でしたが、変更がなくてよかったです。

当時ちびまるこちゃんの丸尾くんがカミーユだったことにはショックを受けましたね(笑)。

TV版では一人で二役というのがかなりありましたが、今回はありません。

しかし、主要キャラの声が変ったのは残念ですね。

特に、ハヤト・コバヤシ。ファーストからの主要キャラで唯一声が変ったのは残念です。

そして、第2部に登場するキャラも声が代わるみたいですね。

予告編で新フォウの声を聞きましたが、違和感がなかったです。でもやはり島津さんの方が・・・。

サラも代わりますね。ちびまるこちゃんやブラックジャクで忙しいのでしょうか。

池脇さんの声はそんなに水谷さんとは違わない気はしますが・・・。

劇場では確認しませんでしたが、ベルトーチカやマウアーも代わるのでしょうかね。



さて、第2部-恋人たち-ですが、『ダカールの日』くらいまででしょうか。

シャアの演説を背景に、エンドロールでクワトロ、カミーユそしてアムロ(!)が再び宇宙に

上がるシーンで第2部終了とか。

噂のTV版にないアムロが宇宙に上がる話。

パンフレットの予告のシーンで、アムロのコクピットの背景が宇宙に!

本当に宇宙に上がるようですね。モビルスーツは何になるのでしょうか?

噂の『ゼータプラス』?個人的には2機目の『Mark2』で『スーパーガンダム』ではないかと。

TV版のシーンも使えます。

実際、-星を継ぐ者-でも30バンチのシーンでTV版ではカミーユだったのがレコアに

なっていましたし。

TV版のエマのスーパーガンダムをアムロのスーパーガンダムとして使うのではと予想します。



これは第2部-恋人たち-も観に行くしかありませんね(笑)。








ハズレ








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Last updated  2005年06月08日 17時50分32秒
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