加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

June 12, 2005
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カテゴリ: 音楽
 11、12日と、関西の某Bホールにて、「サン・カルロ歌劇場」の来日公演に行ってきた。


 公演初日。S券を奮発して行ったのに、見つけた席は何と平土間(このホールでは平土間の後方を「2階席」としている)の最後尾。頭上には上階がばっちり張り出している。こういう席は聴こえにくいんですよね・・・

 結果は、案の定、でした。
 いい歌手も出ていて、演奏もいい感じ、なのは伝わってくるのだけれど、何せ頭の上にかぶさっているものが邪魔して、今ひとつ聴こえが悪い。「カンカソーヨー」という気分なのである。
 カーテンコールも、前方で大いに盛り上がっているのに、こちらは今ひとつ盛り上がれずじまいだった。

 それにしても、普通、平土間最後列ってS券にしないんじゃないの?音響条件がまるで違うんだもの。

 休憩時間に、ホールの関係者を見つけたので聞いてみた。
 「あ、今回はね、ほとんどS券ですよ」


 どうしてか。理由は、いろいろ聞きました。公演回数が制限されていること、などなど。
 まあ、分からないでもないが、お客の立場としては「分かりません」と言いたくなる。だってS券以外の券種はもともととても少ないから、「一瞬でなくなった」って言うんだもの。それって、あり?(ホールの名誉のために言っておくと、今回の席の決定は、ホールが行ったのではない。)

 そりゃ、主催者の事情はいろいろあるだろうが、だからと言ってS券の範囲がやたら広がるのは、フェアとは思えない(だから広告で、別の券種が全部売れていて、Sばかりが残っていたわけですね)。何か制限を設けるべきではないだろうか。

 もうひとつ。これは今回にかぎらずいつも思うのだが、主催者がど真ん中に座っているというのはどんなものだろうか。それは公演にこぎつけるまでには色んな苦労があるに決まっているが、主催者はやはりお客さんに来てもらってなんぼ、なのではあるまいか。天井桟敷に座れとはいわないが、高いお金(S券58000円もするんですよ!)を払ってきているお客を平土間最後尾に座らせ、自分たちは平土間どまんなか、はないんじゃないかなあ。せめて少し脇に、遠慮をこめて?座ったらいかがでしょう。





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最終更新日  June 14, 2005 01:05:08 AM


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