加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

June 21, 2005
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カテゴリ: 日々雑感
 昔から、サークル活動が大の苦手だった。

 大学でもサークルらしきものに入ってみたが、長続きしなかった。ひとえにワガママなせいである。とにかく集団行動に向かない性格なのだ。協調性ゼロ。 
 同窓会の幹事のようなおつとめにも、とんと縁がない。

 なのに、今年から、音楽ライターの集まり、「ミュージック・ペンクラブ」の委員を引き受けることになった。
 人生でいっぺんくらい、この手のことをやっておかないと、いくらなんでもまずいんじゃないだろうか、と思ったのである。委員といっても、月一度のミーティングに出るのがせいぜいなのだけれど。。。
 メンバーはクラシックだけでなく、ポピュラーのひともいるので、ふだん触れない空気に触れられるのは面白い。やっぱりかなりタイプ(ノリ)が違いますね。


 というのも、私は「日本ペンクラブ」にも入っているのだが、こちらも高齢のひとが多いのである。パーティなど行くと、8割がた?そんな感じ。まあ30代40代でバリバリ活躍しているひとは、そんな場に出て行くひまなんてないんだろうけど。
 ペンクラブ主催の講演会(たとえば江川詔子さんや森住卓さんを講師にしたイラク戦争の現地報告)などは、若いひとも少なくない。ただ、大半は会員ではなさそうだ。

 そのなかで出世すれば社会的にもいささか役に立たないでもない「学会」の類と違い、この手の「クラブ」はまあ同好会のようなもの。日本ペンクラブはともかく、ミュージック・ペンクラブとなると、知名度も低い。役職をやったと自慢?できそうなのは会長職くらいだろうか。

 でもこの種の団体が、たとえばペンクラブにしても、若い世代にアピールする魅力がなくなってきているのは確かなのではないだろうか。何も同業者で群れなくても、という感覚も、関係しているのかもしれない。

 いくら昔より高齢者が増えているとはいえ、やっぱり年齢が偏るのは不自然だし、できれば現役ばりばりのひとがいる方が、会も活気が出るんじゃないかなあ。

 そんなことをうだうだ考えていたら、ミュージック・ペンクラブの会長(女性です!)に言われました。
 「私もね、若い頃、こういう会に入ったことがあるんだけど、すぐやめたわ。
 やっぱり年齢の高いひとばっかりで、固まって共通の話ばっかりしててね」

 「高齢者仲良しクラブ」になりがちなのは、昔も今も一緒なんですね。





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最終更新日  June 23, 2005 01:09:52 AM
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