加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

加藤浩子の La bella vita(美しき人生)

October 21, 2005
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 あのホセ・カレーラスとお話してしまった!それもイタリア語で!

 何でもこのコンクール、現在はトスカニーニ・フィルの生みの親であるトスカニーニ財団が主催しているらしい。
 会場には、カレーラス氏の他にトスカニーニのお孫さん(典型的なおしゃれなイタリア・マダム)も登場して、華やかな雰囲気。場所もパーク・ハイアットでした。

 壇上のカレーラス氏は、あまりにこにこしたりせず、ちょっと神経質そううな感じ。あれが彼の持ち味なんですよね。真摯な役がよく似合う。
 イタリア語もとても上手。マゼール氏より発音がきれい。イタリアに近いバルセロナの出身だからだろうか。
  で、一通り話しがすんで、質問の時間になった。
 ある情報誌の記者が、「今回のコンクールの入賞者は、審査員の方々からごらんになって、どんな特徴がありましたか」と尋ねたところで、ふと質問が浮かんだ。
 質問したい!でも私は、何を隠そう?実は「吃音癖」がある。

 で、とたん、どきどきどきどきし始めたのである。
 どーしよーどーしよー・・・落ち着け落ち着け、必死で言い聞かせて深呼吸。
 ところがそうこうしているうちに、
 「すみませんが、時間切れになりましたので・・・」 主催者側の声がした。 
 えー・・・
 ため息、半分ほっと息?
 でもどうしても諦められなかった。
 何が聞きたかったって?「ヴェルディの声」ってどういうものなのか、カーレラス氏の考えを聞きたかったのだ。

 そうこうするうちに、会場から人が引き始めた。
 あわてて主催者側に、「もうだめ?質問できない?」と迫ったが、冷たく「だめだめ」とあしらわれるばかり。
 未練がましく、関係者の近くに立っていたら、カレーラス氏と目が合った。

 きいてしまいました。イタリア語で。
 「いいですよ」
 紳士的に対応してくれた。ラッキー!
 「ヴェルディの声って、どのようなものだと思いますか?重いんでしょうか」
 とんまな質問だと思ったのだろうか。カレーラス氏はとても真摯に、熱心に答えてくれた。残念ながら、半分くらいしか分からなかったのだけれど(泣)。


 彼の「ドン・カルロ」の題名役はすごかった、という話を、その後一緒に食事をしたひとから聞いた。残念ながら録画でしか知らない。ナマを見てみたかったな。





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最終更新日  October 23, 2005 10:18:46 PM


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