さしあたって ただの日記 \(●×●)\

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2007年12月28日
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カテゴリ: ブルー瓶物語


採れたお芋さんの姿は痛々しく、
当時のほんもの屋さんの心を写したかのよう....

資金難にあえぎながら、2年目も続行するには理由があった。
最初の売行きが好調だったからってのは要素のひとつだけど、
なによりかにより、こん焼酎にこだわったのは、
あまりにも突然に馬場のおじちゃんが....


春一番が吹いて、明るい未来が見えた気がした。        桜は咲いたけど

桜の蕾が膨らみ始めた頃、珍しくこぼす馬場のおじちゃん。

   なんだか疲れるんだよ....

   顔色、良くないぜぃ。
   医者行ったほうがいいって。

   そうするか....

検査に行くといって病院へ向かい、そのまま入院。
末期のガン、それも沈黙の臓器、膵臓。
桜の花の季節が終わる頃、静かに逝ってしまったんだ。


   野菜の本当の旬っていうのは一週間くらいのもんなんだ。
   桜の花っていうやつも本当に見頃なのは一週間くらいなもんだろ。
   だから、うちの野菜は「 さくら野菜


甦るのはおじちゃんの口癖....

開店祝いで旨い、旨いと言いながらグリーンボトルを飲んで、
感激に涙せんばかりのおじちゃんの姿。
ついこの間のことだろう....

純堆肥農法のすばらしさを訴え続けていこうって、
こん焼酎に伝道師になってもらおうって、
そんで、小林の、宮崎の、日本の農業を変えていこうって!
それが、どうして....

あたかも桜に連れて行かれたかのような終わりに
残された者の気持ちは....




でもね、たとえ季節が変わり、人が変わろうとも、          葉桜.jpg
植え付けの終わった畑の野菜たちは順調に育っていく。


1年の月日をかけて完熟させた堆肥があった。
20年の歳月をかけて作られた土があった。
日本一きれいといわれる空気があった。
霧島山系の水流がもたらす水の恵みがあった。
そして、亡きおじちゃんの意志を継ごうとする人たちがいた。


   なぁ、想いは伝わるんさぁ....

















葉桜 緑.jpg







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最終更新日  2007年12月29日 06時52分06秒
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