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キートンM

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2007年03月18日
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テーマ: 戦争反対
「戦争屋と話をすれば、平和を目指す努力以前に彼らの人間性の鈍感さにガッカリするが、

B・H・リデル・ハート
(イギリスの著名な軍事評論家、軍事史研究者、戦略思想家、その優れた研究により晩年「サー」の称号を得た。)


またまた久し振りですが、キートンMです。

先月から怠惰な私を追い詰めていた仕事がようやく片付き、
久し振りにネットを覗いたら、いきなりリデル・ハート卿と同じような絶望に囚われたとです。

キートンMです… キートンMです…


まあ、某林さんも私みたいな
「日本という共同体の生存とか、繁栄とか、平和とかの為なら、(究極的には)手段を選ぶべきではない。
平和主義も国際協調も、軍事力の保持さえも手段であって目的ではないのだ。」


しかし、常日頃思っている事ですが、
「平和」
という言葉は厄介です。

それをどんな人物が発しても、真っ向からその言葉自体を批判するのは躊躇われますし、
(「お前が言うな」的批判はされるでしょうが、言葉そのものは正しいものという事になるでしょう。)
誰しも平和という言葉を否定し、その逆のモノを愛好してるというレッテルを貼られるのは嫌ですからね。

しかし、その言葉の中身は…果たして人類共通のモノなんでしょうか?

極端な喩えですが、
日本人がイメージする平和な状態と、
北朝鮮の人達がイメージする平和な状態とは同じではないでしょう。
当然隔たりあるはずです。


その為に他者より多くのものを犠牲にしなければならないとしたら、
聖人や仏陀でも無い限りは、不満を抱く人は必ず出て来ます。
場合によっては、自らの犠牲の上に成り立つ平和を打破しようと考えるかもしれません。
歴史的に見ても戦争を起こすのは、その時代の秩序…平和のカタチに不満を持ち、
それを自らの都合の良いモノに造り変えようと考える勢力である場合が多かったりします。


誰もが(私も含めて)自分の都合の良い平和のカタチを望んでいるから…
とも言えます。
ぶっちゃけて言うと戦争とは、利己的な平和主義者が引き起こす騒動なのです。

たまに

「世界中の人々が平和を守る意志を持てば戦争は無くなる。」

という意見を耳にする事がありますが、
世界中の人々が同じカタチの平和をイメージし、それを受け入れる事が現実的に可能なのか?
そもそも、世界中の人総てに等しく平和と繁栄の果実を与える事が出来るのか?
などと考えると、地に足の付かない実現不能な理想論と言わざる得ません。

なら、どうすれば良いの?

…と問われると正直困っちゃうんですが(笑

う~ん、

自らの望む平和のカタチと似たような平和を望む国と同盟を結び、
可能な限りそのネットワークを広げる事。
価値観を共有出来ない国に対しては、無理に友人になろうとせず、
短期的には、せいぜい冠婚葬祭以外には付き合いの無い親戚程度の交流に留める事。
(長期的には、相手をこちらの平和のカタチに染め上げる事が出来ればベストですが、
無理をすると双方に「自らの犠牲の上に成り立つ平和なんて意味が無い!」という人が出て来て、
争いの火種になりますからね。)

なんだか、悪しき現状の追認、問題の先送りに過ぎないじゃないかと言われそうな事を書いてますが、
私の頭ではこれ以上の事は思い浮かびません。

今回はこんな感じで…。





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最終更新日  2007年03月18日 18時38分25秒
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