石橋園 BOSSの『忙しいと馬になっちゃうブログ』

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カテゴリ: カテゴリ未分類


前から口ずっぱく言ってますが



納豆は


夜食べるもの



つまり



主食



です。





こんばんは。




おひさしぶりぶり




馬



です。
​​​


さて




今回からは実は意外に聞かれることが多かった


​ この記事 ​




に登場した



柳さん



との思い出話を


自分自身も過去の記憶を振り返りながら



物語調で



皆様の
(と言ってもかなりの少数ですが・・・)




リクエストに応えるという形で




書き記していきたいと思ったわけです。




ではでは。





本編をお楽しみください。






。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。





今から22年前



往々にして若者が迷う道に


俺自身も迷い込んでいた。




高校時代


プロサッカー選手になるためだけに


全てをささげて。しかしその夢破れ


とりわけ目的もないまま専門学校にすすみ


御多聞に漏れず屈折した形で


青春を謳歌していた。




頭は金髪。裾がほつれたチノパンを腰っぱきして


あごには無精ひげ。



死んだ魚のような眼をしてその日が楽しければ別に構わない。



そんな毎日を似たような連中と共に過ごしていた。


バイトはしていたが目的も持てず。

居酒屋を中心に土方やパチ屋の店員をめぐっては


小銭を稼いでその日ぐらしをしていた。



高校時代それなりの時間を過ごしたがゆえの

その落差は笑えるレベルではなく


いよいよ皆が就職だという時節にも


俺はいまだに進路を決められずにいた。



見るに見かねた父親が


夜中に俺のアパートに訪ねてきて



たった一言



『うちの跡を継げ。継がないなら二度とうちの敷居をまたぐな』



そう一言だけ言い残して片道一時間の道を帰っていった。



正直俺自身その一言を投げかけられても実感は全くわかず。




月25万手取りで給料をだすから正社員にならないか?



と誘われていたバイト先の居酒屋に世話になろうとさえ思っていた。




だがその日以来何となく父親からのその台詞は


常に頭の片隅にあったが


跡を継がなかったら二度と実家の敷居はまたげないのかあ・・・。



という不安や心配は全くなく。


むしろそっちのほうが楽じゃないかとさえ思っていた。




だが確実に変わったのは



その以来一緒にやんちゃをしていた仲間たちの動向に目を向けるように

なったことだった。




皆似たようないでたちでくわえたばこで適当こいて



そう思っていたのに


一人はバイト先のガソリンスタンドに


一人は親戚の会社に


一人は大型を取ってトラックに乗ると教習所に通い始めたり




とみるみるうちに



それぞれが


自分がとりあえず進む道



を決めていった。




あいかわらずのように夜は俺のアパートに集まって


麻雀に興じながら雑談をして朝を迎えていた。



そんな中でも会話の内容ややり取りは


じょじょに変わっていき


若者独特の


根拠のない自信と馬力が



そこには満ち溢れていた。




ガソリンスタンドに就職する奴は

寝ても覚めても車の話ばかり。


いつかは整備士の資格を取って車いじりばっかりして


飯を食っていくんだ!


と笑っている。




親戚の会社だが将来は俺が乗っ取る!(笑)


その為にも新しいスーツを買う金を今貯めている!


と目を輝かせる奴。




諸々な事情がそれぞれにあるにも関わらず


その目つきは輝きを放っていた。





そして俺はそんな仲間内に雀卓を囲みながら聞いてみた。



『なんでそんなに頑張ろうと思えるんだい?』



一瞬空気は凍り付いたが


往々にしてまとめると結局返ってきた答えは



『いつまでも親に心配はかけられない』



というものだった。




考えてみれば


あの時のつるんでいた連中は


傷害・窃盗お手の物。


これだけ時間が経っても笑えない


事件


を起しているような奴らだった。


未成年ってのもあって大事にはならなかったが


今振り返ってみてもちょっとシャレにならない連中だった。




そんな奴らが目を輝かせて自分の将来を語っている。



そして何より


『いつまでも親に心配はかけられない』



そんな台詞をさらっと言える・言えてしまう連中に



今思えば俺は嫉妬したのかもしれない。



高校時代


県立高校とはいえ


自分の夢の為に


下宿までさせてくれて


用具や遠征やらにも大金がかかっていた。




そして俺はそれを


それらの期待とかかった金を


形にすることが出来ず



その反動でやさぐれて悪さして


ひねくれて生きている




ということに気付かされた。




その事に気付かされたことにきっと嫉妬したんだと思う。




どうなるかはわからないが


とりあえず



ちゃんと生きてみよう。





そう思った19の夏だった。





そしてこの夜の決意が




後世忘れる事のない『あの人』との出会いに



つながるとは



当然ながらこの時の俺は


想像も気づきもしなかった。









つづく









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Last updated  2018/12/18 11:07:48 PM
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