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October 24, 2004
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カテゴリ: カテゴリ未分類
この日記、1週間のご無沙汰になってしまいました。

昨晩の地震の被害の状況が伝わるにつれ、現在の都市生活の基盤のもろさのようなものを感じ、こわくなります。

被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。




今日は1日、ちょっと買い物に行った以外は家でノンビリ過ごした。

#ちっとは勉強しようと思ってたのになぁ~

 昨日、急に思い出して借りてきた本(石川 好氏の『ガーデン・ボーイ -ストロベリーロード 3-』)を読んだ。
 60年代後半に、著者が南カリフォルニアで働いていたときのことを書いた『ストロベリーロード』の続々編だ(10数年前に出版されている)。

 『ストロベリーロード』とその続編は、舞台が私たちが以前住んでいた地区に近く、なじみの地名がたくさん登場している。ちょうど住んでいた頃に、非常に面白くかつ興味深く読んでいた。



 著者はあとがきで、この小説に出てくる(60年代後半の)状況は一変し、現在では何も残っていないと書いていたが、日系人のガーディナーさんの世界は、30年後のわが家の在米時にもホンのエッセンス程度には残っていたと思う。

 わが家でお願いしていたガーディナーさんのように、「3ドル50セント」を「3円50銭」というような年配の日系人もまだまだ多くいらしたし、イチゴ畑もちょっとは残っていた。だから、登場する人物や風景の醸しだす雰囲気は、何か“なつかしい”感じがした。

 私たちが住んでいた頃(ま、今も同じだと思う)、日本人社会は「戦前からの日系人家族とその子孫」「新たな永住家庭(新一世)」「駐在員家庭」「留学目的で在留し、そのまま滞在している世帯」と、異質の利害関係を持った層が混ざりあわないまま複雑に絡みあっていた。

 いわゆる「駐在員家庭」の私は、なんらかの機会に恵まれたときにやっとのことで、その他の層に属する方々の社会をちらっと垣間見ることができた。
 「帰米二世」のダンナさまと結婚して未亡人になられた料理の先生や、某大企業の駐在員家族として住んだこの地に帰国命令が出た後にも残り、ビジネスを立ち上げた方、同じようなことを試みて失敗した方.......それぞれの思惑が交錯し、日系・日本人社会とひとつに括ることなどできないなとと感じていた。

 この小説に登場する人々のように、“100%のアメリカ人ではない”立場で、自分の中の「アメリカ」と「日本」の微妙なゆれを“独特の見解”というか世界観をもつをことで決着をつけて、何とかバランスを維持しているのだろうな~といった感じの方(←随分変な表現だけど)は、今でも決して少なくはなかったように思う。







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Last updated  October 25, 2004 04:09:08 PM
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