旧・茶々吉24時-着物と歌劇とわんにゃんと-

旧・茶々吉24時-着物と歌劇とわんにゃんと-

PR

×

サイド自由欄

★お勧めホームページ★

【お勧め図書】
ただ今在庫セール中
⚫︎『パーソナリティ千波留の読書ダイアリー』通販サイト
0706book_cover1Web


茶々吉も共著に名前を連ねさせていただきました。
大人でも楽しめる読みごたえのある学習本です。


【送料無料】子どもに教えたいふしぎのお話365


【送料無料】世界を変えた人たち365 [ 田島信元 ]


【茶々吉の写真販売サイト】
PIXTAバナー


お勧めブログ
 ↓
【手づくりケーキ&心の輝きセラピスト 朝ちゃん】
朝ちゃんバナー

イメージコンサルタント&パーソナルカラー診断
創色空間

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

ミリオン@ Re:群ようこ「きものが欲しい!」(09/26) おはようございます。 着物デビューをしま…
マーシャ@ Re:チャコさん(元宝塚歌劇団 上条晃)を偲ぶ@ともみ先生のストレッチ(11/25) ふと、上条あきらさんを思い出していたと…
Geraldrex@ legal case management system скайп для нокиа н9 с видео. где взять &…
うえだまさし@ Re:優ひかり・真琴愛ディナーショー客席&終演後(04/04) こんんちは。 ちょっと思い出探索で、「八…
gachapin3 @ Re[1]:肉芽治療にクエン酸(07/08) まゆまゆさんへ 大変でしたね。 今きっと…

カレンダー

2012.02.06
XML
カテゴリ: 読書
百田尚樹「錨を上げよ」上下巻 読了しました。


【送料無料】錨を上げよ(上)


【送料無料】錨を上げよ(下)

この小説、まずは量的なものに圧倒されます。
上下巻で1200ページ。
原稿用紙にして2400枚なんだとか。

最近は太い本は売れなんだそうですね。
私はあまのじゃくだから、分厚い本大好き。
「読むでぇ~」と力が入るのです。

そんな私でも初めて上下巻2冊そろえて持った時には
「すごい…」と驚きあきれました。


大阪の下町に生まれた作田又三という男性の一代記。
一代記といっても、小説が終わった段階で
又三は40歳にもなっていませんが
その人生は山あり、谷あり、
ケンカあり、違法行為あり、
命の危険まで感じる波乱万丈ぶり。

そして又三は、同志社大学中退やテレビ制作に携わるなど
作者本人を投影した部分が多いようです。

そのせいか、一つ一つのエピソードは描写がリアルで
めっぽう面白いと思いました。
高校時代のケンカや

バイクを飛ばしてのあてのない旅、
北海道でソ連の主張する領海に入り込んでのウニの密漁、
果てはタイでの大活劇…。

単独で見るとエピソードはすべて面白いのですが、
いかんせん長ぎる…


ずーっとそれが続くと、刺激的でなくなってくるんです。
音楽でも激しいリズムばかりが続くと
耳が慣れてしまって単調に感じるように。

しかもすべての出来事がほぼ時系列に並べられているため
よけいに単調に感じられてしまいました。

場所や対象は変わってもだいたい
周囲と合わせることが出来ない又三が
●何かを頑張ってみるけれど、我慢しきれずケンカ
●恋愛するとのめり込み、手痛い失恋をしてしまう
●しかし肝が据わっていて、危機を乗り越えるのがうまい
 (その部分は、又三頑張れ!良くやった!と痛快)
の3つのパターンの繰り返しなのも単調。

もちろんそれは、人間は同じことを繰り返してしまうもの、という
真実の一面を描いてはいるのですけど、
私は読んでいる間中ずっと
「で、この船はどこにむかってるネン?
 それで錨はいつ上がるネン」とツッコミを入れていました。
(下巻最後に「ああ、やっと錨が上がった~」でした)

でも、長編の中にキラキラしたものがいっぱい
散らばっているのは事実。
余計なお世話なのはよーくわかっていますが
部分部分を切り取って( 高校編、大学編、密漁編くらいに)
小説にしてくれた方が
面白く読めたかもしれないなぁと思います。

私は百田尚樹が好きだけど、
この本に限っては「おもしろいよ!!」とは
言いきれないものがありました。

お勧め度は
★★★☆☆
です。

あ。
男性の目で読んだらもしかしたら面白いかも。

それから、この小説の時代背景は
ひどく懐かしかったです。
私は百田尚樹より年下ですが、
描かれている大阪の風景にうっすらと記憶があるので。
特に、最初の方で大阪の街に
傷痍軍人さんが座っている…という場面に
今までずっと忘れていた光景がブワっとよみがえりました。

私が幼稚園から小学校入学くらいまでのころ
JR大阪駅と阪神百貨店と阪急百貨店をむすぶ通路や歩道橋に
おじさんたちが空き缶を前に座っていた姿を。
その方たちは一様にどこか怪我を負っていて
(腕や脚がない)
子ども心に怖くて悲しかったものでした。
その方たちが傷痍軍人さんだと理解できたのは
もう少しあとのこと。
でもいつの間にかその姿が見えなくりました。
多分、大阪万博が開催された1970年ごろを
境にしているように思います。

そういう時代をよくご存じで、
学生運動吹き荒れる頃に学生だった方には
★★★★☆
です。

これまで読んだ百田尚樹作品の感想はこちら
(好きな順番に並べました)
↓
「永遠の0」
「風の中のマリア」
「輝く夜」
(のちに「聖夜の贈り物」に改題されています)
「プリズム」



今日のブログを気に入って下さったら
↓ポチっとクリックお願いします。


人気ブログランキングへ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012.02.07 19:16:37
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: