毎日、「朝、夕、晩」と電話で何回も話をしているのに
何事だろうと心配で慌てて封を切りました。
桜の挿絵が綺麗な便箋です。
~今朝、貴女の桜が咲いたのよ・・・~
あぁ!
実家には小学校入園の時にいただいた’八重桜’が
植えてあります。
小さな私と同じくらいの高さで、細い枝だった苗木は
祖父が丹念に手入れをしてくれたお陰で、立派な大樹となりました。
私が入院していた去年はなぜか芽吹きが悪く、ほんの少し
しか咲いてはくれなかったのだと母は言います。
~貴女の桜がけなげに咲いてくれました。何だかとても嬉しくて、きっと祖父母が守ってくれているのだと思います~
気弱になりがちな私を精一杯な言葉で、勇気付けてくれる
母の手紙です。
~もし、また来世に出会いがあるのなら、パパと出会いたい。そして、貴女にも・・・~
母は芯がしっかりとした愛情深く、強く、美しい女性です。
思春期には’自分を持った強い母’に太刀打ちできず
反抗もしたけれど、今では親友であり、理解者であり
’憧れ’の女性です。
「私の桜」は今週中に満開となりそうです。
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