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学校で話をきちんと聴いて、教師の指示通り動いてくれる子。
こういう子は、とてもありがたい存在です。
いや・・・待てよ。
本当にそんな子でいいのでしょうか。
教師も人間ですから、言っていることが間違っていることもあります。
友達の言動も然りです。
学校できちんとしている子は、ありがたい存在でありながら、
場面によっては、本当に自分を出しているのか心配になります。1.我慢している子。
2.指示通りのこと以外は、どうしていいのか分からない子。
1番の状態であれば、教師が察してあげて、発言を促すとか、
我慢しなくてもいいような環境作りを教室でしてあげる。「間違ってもいいんだよ。」「間違うことで、みんなも分かったよ!」
という環境作りです。
これは、子どもたちを見ていてよくあることですが、
突然、学校へ行きたくなくなる。急に切れる。
そんな子どもがいます。家で「○○しなさい。」「○○してはいけない。」
と言われ続けている子は、それを守っていることが当たり前になります。
(親から褒められることもありません。また、褒められたとしても、
今度は褒められることだけを目指した行動のみをとるようになってしまいます。)
しかし、抑圧されている子どもの気持ちは、溜まりに溜まって爆発してしまうのです。
事実、母子分離できずに、よく切れてしまう子や学校へ行きたくなくなる子をたくさん見てきました。
これは、2番にも共通するところがあって、あきらめの境地に至った子は、指示通りには動こうとはしますが、臨機応変の対応ができません。
教師の間では、最近、そのことに嘆きの声が多く聞こえてきます。
「自分で考えろ!」とだけ、学校で言ってもうまくいくわけはありません。
失敗したら、その場にいた子やクラス全員で方法を考えてみる。
家庭にも自分で考えることをお話しする。
これらは、効果が出るのに時間がかかるのは事実です。
しかし、ウサギとカメの競争ではありませんが、対処療法的なウサギ戦法よりも
じっくりゴールを見据えたカメ戦法の方が、価値があると考えています。
(「目標は、ウサギではなくて、あくまで自分なりのゴールにある」と考えます。)
しかし、現実は、
世の中の速いスピード、結果をすぐ求める考え方に
流されてしまうことが多いようです。
教師も対処的に処置してしまう場面をよく見ます。
すると、そのことの繰り返しになり、結局は疲れた教師が
「最近の子どもは何回言ってもダメ!なんだよな。あきらめたよ。」
ということになってしまっています。
家庭でも、「周囲を気にしすぎる」「とにかくできる」それ以外はだめだ。という考えが強い気がします。
子どものもっている本来のよさを出せるようにしてあげる。
「自分を出せる子」というのは、そういうことではないでしょうか?
その子その子の個性を活かすべく対応してあげる。
それは、褒めることばかりではなく、
その存在を認めることから始まると思います。
小学校の教師をしています。
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