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日本に居たころは、スーツ姿が多かった。
会社勤めのときはもちろん、
教員時代も。
スーツというファッションが好きだったこともあるのだけど、
一番の理由は、
スーツという「鎧」が必要だった、ということ。
仕事の場で、スーツ着てないとどうも格好つかない。だって、偉そうに見えないもの。
スーツを着ることで、
自分自身の上に、
見せ掛けの権威をまとう。
今は、そんなスーツを着る必要がない毎日。
上っ面だけの権威を装う必要などない。ただ、私は、私のまま。
素のままの自分で、子どもたちの前に立つ。
大体、子どもたちに対して、見せ掛けの権威なんてもともと通用しないのだ。
それでも、昔は鎧で固める必要があった。それは、私自身の弱さ。
今は、鎧なんて脱ぎ捨てて、
地のままの私でいられる自分を、
心地よく感じている。
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