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MJに引き続き、プロフェッショナリズムの極みに触れる映画を1本観てきました。
あのアメリカン・ヴォーグの名物編集長であり、
『プラダを着た悪魔』 のモデルだともいわれている
アナ・ウィンター のリアル・ワーキング・ムービー。
彼女の冷徹さは、プラダ~のミランダ(メリル・ストリープ)どころではない。
斬って、斬って、斬りまくる。
あ、そいういえば、そんな女社長が前の会社の子会社にもいたな。。。
冷徹なのではなく、不必要に親しくしないだけ。
ただ自分の仕事を遂行しているだけ。
彼女のそばで働く営業のトップはそう語っていた。
5万ドルもかけた仕事(モデル撮影)が、
彼女の『これは?』の一言で一瞬にして却下される。
その仕事を手がけるのもベテラン、プロ中のプロだ。
彼らの仕事を、あっという間にゼロにしてしまう。
その基準は????
わからない。全く。
私も国際広報という仕事柄、NYのファッション・ウィークにも何度か足を運んだ。
ショーのスポンサーとバックステージの取材がメイン。
どこかでアナ・ウィンターともすれ違っていたに違いない。
彼女の決断力・即決力には、快感さえ覚える。
完璧なもの、昨日より今日、今日より明日、、、
よりベターなもの、ベストなもの、美を超える美。。。
確かに求めているものは、MJと同じなのかものしれない。
でも、このファッション~をみてわかったのは、
MJには感動・共鳴できても、
ファッションにはそれほどの感動を覚えない、とういこと。
美しいものは好き。おしゃれも楽しいと思う。
だけど、ヴォーグの作り手ほどのパッションは到底持ち合わせていないし、
ヴォーグも買って読んだことはない。良さがわからないから。
つまり、自分はそういう類の人間じゃないってことかな。
ま、ミランダ(or アナ)にいわせれば、
“あなたが今着ている●二クロのセーターも、
私が選んだものをマネして作られているのよ”ってことなんでしょうけど。