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カテゴリ: ■日記■
少し前に書いた地中美術館のこと


私が一番感動したのは、 「クロード・モネ室」 という名の空間

モネ室@地中美術館

モネが最晩年に構想した「大装飾画」の建築プランをもとに設計された一室

ここでは、 作品、光、白い壁 、が主役

角が丸くなった壁は、視線が途切れることなく続くようになっている

この白い壁、白い部屋そのものが作品の背景になっていて
モネの油彩の躍動感

モネ室-床

床は、2cm四方の大理石が敷き詰められ、
「モネ室」という作品のアクセントにもなっている

また、モネが見ていたであろう自然光のみを間接的に取り入れることで、
作品を モネの視界そのままに 再現しようとしている

白い部屋に充満した自然光は、作品をやさしく包み込んで
画の色彩に、自然に特有の柔らかさを生み出している

そして、モネが描き続けた 「睡蓮」 、4作品がその中心にいる

睡蓮

ほとんどの美術館では、硬い壁に閉ざされて作品を見ることになるが
この空間では、 画の質感

斜陽と雲によって、一瞬ごとに変化する空の表情に応じて
室内の光の量と模様も刻一刻と変化し、
「睡蓮」の画は、 無限の表情を開花させる

過ぎていく時間が2度と戻らないのと同じで
1枚の画に2つと同じ表情はない

一瞬ごとの一期一会 を感じることができる
自分と画との関係を、自分とモネとの関係を感じることができる

そして、1枚の画を通して

「モネと私は時空間を越えてつながっている」

・・・と、本気で思うことのできる数少ない空間であると思う





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最終更新日  2006年01月25日 02時07分58秒
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