chao★chao

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2018年06月10日
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カテゴリ: 映画は素敵♪
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*プログラムのデザインが素敵♥  作品情報はこちらから



 <羊と鋼の森>


  2016年・第13回本屋大賞を受賞した宮下奈都の小説...
  ”ピアノ調律” という題材が興味深いものの、
  なんというか、本があまりにとっつきにくい感じで、平積みを横目で見つつ躊躇。
  そしたら、あっという間に映画になって。。。助かりました! (;^ω^)

      あのね、 かなりヨカッタ!!


  こんなオハナシ
ピアノ調律師の青年の成長を描いた山崎賢人の主演作品。
   将来の夢もなく生きていた外村 (とむら) は、高校でピアノ調律師の板鳥と出会い、
   板鳥の調律したピアノの音色に魅せられ、その日から調律の世界を目指すことを決意。
   専門学校を出て新米調律師として働くようになった外村は、調律を通しての人々との
   かかわりによって、調律師として、ひとりの人間として成長していく。  (~映画.com)

  主人公の外村 ​(とむら) ​​青年を演った山崎賢人クン、
  私は今迄見たいろんな役の中で、やっと彼を「いいね !」と思える作品でした。
  もしかしたら、来年の日本アカデミー賞の主演男優賞、イクかも。
  派手な主人公でないけれど、ひたむきで清々しい品のある役、だなぁ。
  あ、でも・・・最優秀はちょっときっと無理。
  だって、違う作品でもっとインパクトのある人が居るからね(笑)

  これってピアノの音が、たくさん、たくさん、する映画だけど、
  小説でどんだけ表現できるんだろう。。。
  よく考えたら、急いで映画にしてよかったですねえ~。  
  分かってもらい易いもの、断然、音があるほうが。

  だけどね、映画観てそんなこと考えたら、急に小説の文章が気になり始めて、
  帰りに文庫買いました。📖
  読んでみる気に、やっとなったわ。(^-^;


  で、肝心の音楽ですが、久石譲×辻井伸行 という豪華さ。
  全編とても心地よい音が流れています。
  テーマ曲もとても緩やかで明るい透明感のある素敵な曲✨
  ま。ちょっとジブリ的っぽい主旋律で ”もののけ“ や ”ココリコ坂” で耳にしたような
  そんな気も、チラリする曲ですけど (;^ω^)
  でも、こういうとこは流石の久石譲さんで、似た旋律でもちゃんとこの映画らしい仕上がり。
  ピアノ曲を弾いているのは、辻井君だしぃ✨

  オリジナルサウンドトラックCD、どうしても欲しくなってGET。
  ま、本は文庫になってたし、ちょっと奮発しちゃいましたが
  とってもよいお買い物でした。
  今も手もとで聴きながらコレを書いています。





  映画の中で、上白石姉妹(萌音・萌歌)がピアノを弾くシーンがたくさんあり、
  小さいころに少しだけ習っていた。。。とはとても思えない仕上がりでした!
  ずっと弾いてきた人みたいだったもの。

      上白石萌音ちゃんが結婚披露宴の伴奏係りのときのシーンのドレスが、
  ペールグリーンのような、アイスグリーンのような。。。とっても素敵な👗でした♡

  吉行和子さんは、思い返せば台詞がなかったし、出演シーンもごく少し!
  なのに表情だけの演技で充分存在感あり♡

  ほか、鈴木亮平・三浦友和・光石研…などなど上手なかたが回り固めてて、
  よい映画でした。🎹 

  また緑の森の木々がたくさん撮られていて、
  若い調律師が音を聴きとる時の澄んだ内面を、とっても素敵に象徴した画像でした✨

  劇場でなくても、おススメです♪



  最後にどうでもイイことながら・・・。
  私は子供の頃、🏠にピアノの調律のかたがおいでになるの、とってもイヤでした。
  だって、最後に必ず「弾いてみてください。」って言うから。 ​(当たり前なんだけどね)​
  今なら、そう言われた時の為のスペシャルな1曲くらい用意しておくのに、ね。
  小さい時はスッゴク恥ずかしがり屋だったのよね。(笑)






  では、次! 

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作品情報はこちらから


<終わった人>

  意外なのか、当然なのか。。。60代~70代の男性の単独鑑賞まことに多し!
  映画の中のヒトゴトとなると、皆さん大いに笑ってました。\(^o^)/

  こんなオハナシ
大手銀行の出世コースから子会社に出向し、そのまま定年を迎えた田代壮介。
   世間からは「終わった人」と思われ、仕事一筋の人生を歩んできた壮介は途方に。
   美容師の妻・千草は、かつての輝きを失った夫と向き合えずにいた。
   壮介は「どんな仕事でもいいから働きたい」と再就職先を探すが、
   これといった特技もない定年後の男に職など簡単に見つかるはずがなく、
   妻や娘から「恋でもしたら」などとけしかけられたところで、
   気になる女性がいてもそう思い通りになるものでもない。
   しかし、すでに止まってしまったかに思えた壮介の運命が、ある人物との出会いから
   大きく動き出す。。。                       (~映画.com)


  そう、大きく動いて、まだ体力ある人には理想的な、夢のような展開にぃ。

  でも、そうなる前のしばらくはツライ時期のようで、
  身の置き場がない挙句、思いついて行ってみるところには、既にジジババばかり。
  みな、思うことは同じで、同じ場所に溜まるのよね。(;^ω^)

  公園、図書館、スポーツクラブ、カルチャーセンター。。。

  ふふふふ、上手に入りこんじゃって、自分なりな楽しみ方しちゃえば面白くなるんだけど。
  でも、ま、壮介には出来ない!


  そうそう!
  一瞬だったんだけどスポーツクラブの場面で、原作者の内館牧子さんが居たように見えて!
  さっき確認で調べたら。。。出てたぁ~~!(^^)!
  あはははッは、69歳で映画デビューだってぇ♪  詳しくはこちらで!


  まぁ、壮介の第2の人生がらみで、夫婦にもいろいろありまして。。。
  でも、物語の着地のしどころが上手で、後味のワルくない作品に仕上がってました♪

  全体的に「あるある!」って感じ。

  実はこの「終わった人」、Amazonの朗読サービスのオーディブルの中にもあって、
  かなり前に聴き始めたのですけど、どうも朗読する方の声が気に入らなくて(笑)
  で、途中下車したまんまだったの。
  なので、「羊…」同様、映画で見せてもらえてよかったデス~~ 。(;^ω^)


  これも、大きい画面でなくても楽しめると思います。





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  昨日、ハシゴしちゃったから、
  今日はおとなしくCD聴きながら、「羊…」の本でも読んでいようと思います。








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Last updated  2018年06月10日 06時18分33秒
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