chao★chao

chao★chao

2022年06月18日
XML
カテゴリ: 映画は素敵♪
​​ ​​
​​​​​​​​      
                               (~ ​​ 映画.com ​)



<PLAN 75>

  シネスイッチ銀座はかなり久しぶり。。。
      近年、大きくてキレイで便利なシネコンがバシバシ出来る時代に、
  ここは、良い言い方すれば「レトロ」、冷静な感想をいえば「時代遅れ」
  外観や座席の様子を見るだけの人には、懐古的ステキ、でしょうが、
  観客としてそこに座るには、今の時代かなり苦行。(笑)
  なので、もう「よ~~~っぽどのコト」がない限り行かない映画館になって
  しまってて。
  でも、ここで公開されるミニシアター向けの良質の映画は捨てがたきものがありました。

  今回の「PLAN75」は私が行かれるのは此処だったので、仕方なく。。。

​なのにぃ、驚いたコトに、長く敬遠していた間に​
​今風っぽくキレイに改装されていましたよぉヽ(^o^)丿​
​チケットも座席予約もネットで出来るようになり、信じられない快挙です(笑)​

  それがわかっただけでも今回のシネスイッチ銀座行きは価値がありました!


  で、肝心の映画のこと書きます。
観客男女比は2:8 くらいにやはり女性がおおいです。
  

  こんなオハナシです

75歳以上が自ら生死を選択できる制度が施行された近未来の日本を舞台に
   その制度に翻弄される人々の生末を描く。少子高齢化が一層進んだ司会将来の日本。
   満75歳から生死の選択権を与える制度「プラン75」が国会で可決・施行され、
         当初は
様々な議論をよんだものの、超高齢化社会の問題解決策として世間に受け入れ
   られた。

   夫と死別し、一人静かに暮らす78歳の角谷ミチはホテルの客室清掃員として働いて
   いたが、ある日突然、高齢を理由に解雇されてしまう。住む場所さえも失いそうになった
   彼女は「プラン75」の申請を検討し始める。
   一方、市役所の「プラン75」申請窓口で
働くヒロムや、死を選んだお年寄りに
   その日がくるまでサポートするコールセンタースタッフ
の瑤子らは「プラン75」という
   制度の在り方に疑問を抱くようになる。 ​         (~映画.com)​

 


  早川千絵監督の作品ですが、是枝監督が総合監修したオムニバス映画「Ten Years Japan」 
  の中の一編だった「PLAN 75」を自ら長編化したものだそうです。
  難しいデリケートなテーマのこの作品が、カンヌで「ある視点」部門に出品され受賞した
  ことはご記憶に新しいと思いますし、その受賞で注目されたのですよね。  

  私も受賞のニュースがなければ、たぶんこの作品自体知らなかっただろうし
  それほど観てみようにもならなかったかなぁ。。。
  ちょっと驚くテーマですしね。


  なんか、ヨーロッパ映画みたいな雰囲気でした、全体が。
思うに、テーマからくる「陰気さ」のせいかも。
  勿論日本の話ですし、倍賞千恵子さんの今のお歳のリアルさを上手に生かされて
  身につまされるところも多いです。
  
  富裕層のかたには関係ないことなのかもですけど、
  普通の庶民には、「あるある」や「考えちゃう場面」「切ない場面」多し。
  もちろん、そういう意味で言えば「重い映画」でもあるわけですけど。

  ただ、話の流れがなんというかダークファンタジーっぽい感じで
  あまり細かいとこツツくと、やはり現実からは離れている場面もあるし。
  ラストシーンなんて。。。詳しく書けないけどぉ、「映画」とわかりながらも
  観ている方はかなり自分に引き寄せて入り込んじゃうテーマだから
  こういう終わり方されると
  それはそれで、「あ、これは映画なんだっけ。。。」みたいに、
  いきなり目が覚めるような、現実無視の終わりかたで
  「このあと、どうすんのよ!」って言いたくなる。(笑)



  カンヌむき、といえばそうなのかなあ。。。


  
  あ、賠償さんや、磯村くんの演技は観る価値あった。
  気の早いハナシですが、来年3月の日本アカデミー賞で、 
倍賞さんは主演女優賞、磯村君は助演男優賞にぜったい入ってきますよ。
  最優秀....になるかどうかは、他の作品次第ですが。
         



             ​ 予告編 1'32" はこちらからどうぞ




  大きい画面である必要はないのですが、​​ ​​​​​​
  どんなか早く観てみたいかたは映画館へ。
 
   





  ************************



  2連チャンで行かせていただきマス!
  本日は「メタモルフォーゼの縁側」
  クルマで10分のシネコンです。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022年06月18日 10時40分54秒
コメント(22) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: