chao★chao

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2024年01月29日
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カテゴリ: 映画は素敵♪
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​      (~​ 映画.com ​)




​<哀れなるものたち>​

  観ることが決まってのち、なんと米アカデミー賞の11部門で
  ノミネートされたと知って、吃驚でした。
 それ以前に、すでに、
  ベネチアの金獅子賞、ゴールデングローブ賞作品賞&主演女優賞、ほかにも色々...。
  
  予告編見ている限り、なんとも掴みどころのない不思議な映画のようで。。。
  それでも、今回は日曜の午後一番という回なので
  話題作だからか、8割以上お席は埋まっていました。



  こんなオハナシ
不幸な若い妊婦ベラは自ら命を絶つが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・
   バクスターによって己の胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。「世界を
   自分の目で見たい」という強い欲望にかられた彼女は、放蕩者の弁護士ダンカン
   に誘われて大陸横断の旅にでる。大人の体を持ちながら新生児の目線で世界を  
   見つめるベラは時代の偏見から解放され、平等や自由を知り、驚くべき成長を
   遂げていく。。。                  ​       (~映画.com)​



  上に書いたように、予告では、あまりに掴みどころのない不思議さでしたが、
もう、なんというか表しているものが深くて、だから、1分半の予告では、
  無理な話だったんだと、観て、わかりました。
 
  特にエマ・ストーンがとてもよかったデスぅ。
  前の出演作「アメージング・スパイダーマン」や
     「ラ・ラ・ランド」の時の比ではありません!
  格段に成長している女優さん、と素人目にもわかります。
  あちこちの映画賞の主演女優賞、獲るのも納得ですし、
  米のアカデミーでも、きっと彼女が獲ると思います!!
  作品賞も獲りそうに思います。

  彼女で観ちゃうともう、彼女以外この役は考えられない。。。
  自分の五感を0からスタートさせて、食欲、知識欲、言語能力、運動能力、性欲。。。
  人間の成長過程にあるものすべてを、カラダは大人の「ベラ」が0から体験しなおす。
  それをほんとうに違和感なく、この特殊な女性を演じて
  観るものを共感させてしまうのでした。


  これって、ファンタジーもの?っていうくらい美術も素晴らしくすごくて。
  これも絶対アカデミー賞獲るでしょう。と思います。


  音楽もちょっと変わったヘンにアタマに残るような、 
  でも、この世界感には、ピッタリ素敵ではありました。


なんというか、全体的によい意味で「常ならむ」っていう映画だったのです。
  凄く特徴的で、一度見ただけで強い印象を残すって感じ。
 今まで観てきた映画のどれとも似ていない、凄い1本なのかも。。。




  予告編 01'27"

          





  そういえば....   
  彼女が娼館で働く時期の描写があるのですけど、
 まるで何も隠さず、ヘタなぼかしがないお陰で、
  すんなり内容にマッチして観ることが出来ますし、

  日本でもこういう上映を理解し始めたんだと。。。
  だからか「R18+指定作品」になっていました。

そうだ!
  父がわりのゴールドウィンは外科医ですので、
  解剖シーンも出てきます、  
  捉え方によっては、上に書いた娼館の模様や解剖シーン、というのは
  エログロと観られてしまいそうですが、
  製作意図は、それで見せよう、売ろう、というところにあると思えないので、
  別段、嫌悪すべきものでもないと感じました。
  けれど。。。これは個々人の感じ方なので、強烈に感じるかたもあるかもですから
  そういうのダメだなあ、と思う方は... まあ、お気をつけて。

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  昨日の日曜の朝9時頃の東京湾震源の地震では
  驚かされました。
  発表では、東京23区震度4、って言ってましたが
  しかし実感では、3.の感じでした。。。
  ただ、地震はいつどこでどんな大っきいのが来るかわからないので
  変わらず、気をつけて過ごしましょう~。






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Last updated  2024年01月29日 09時36分52秒
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