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Ibanah
このHPはある家族が日本に三行半を着きつけ、海外で暮らしている風景をその家族の知り合いに消息を知らせるべく作られたまったくあこぎで不当なHPであるはずだったけど、その家族とはなれて、放浪の旅に出ています。
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November 18, 2004
カテゴリ： カテゴリ未分類
ニュージーランドの居住体系はさまざまあります。
ホームステイは主に語学留学をしにくる学生が主に利用する滞在方です。
しかし、一番安く住むならフラットという１軒を何人かでシェアして借りる方法。
ドミトリーという学生寮みたいなもの。
その他、普通の家庭が開いている部屋を貸すフラットもあります。
レントハウスも結構あり、大きさや部屋数により値段が違います。
比較的土地が広いＮＺは平屋の一戸建てが主なのですが、時には２軒や３軒長屋みたいなものもあり、日本で言うマンションみたいなものとかアパートメントみたいなものもありますが、部屋数によって値段が決まるため、１軒家でも同じような値段です。
さて、とにかく住むところを早く決めたいオヤジ様。しかし、ＮＺの住まいの体系をまったく理解していませんでした。
一つの家を何人かでシェアするなんて、東京育ちのオヤジ様には信じられない行為だったのです。
オヤジ様はかねてより、エージェントに２ＤＫくらいを１軒借りたいといっていました。
しかし、フラットと聞いて何のことかもわからず、掲示板に近寄ろうとすると、あるスタッフに、
「そこから先は会員のみのご利用になってます。」
といわれた。
オヤジ様はてっきり自分は会員だと思っていたのですが、違っていたようでした。
東京では地元のエージェントが利用できるということだったけど、東京から申し込んできた人の利用できる場所と、現地で会員になった人の利用できる範囲が別だった。
しかし、東京からの利用できる範囲に掲示板はなかった。
早く家を見つけたいオヤジ様は、つい＄４５ドルを払って年間会員になってしまった。
この時なんの疑いもしなかったオヤジ様。
この制度はこのあと２ヶ月くらいでなくなりましたが。
「フラットってワンルームマンションのことか！」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まったくとんちんかんなオヤジ様。
しかし、オヤジ様はフラットをちゃんと理解するのにもう数ヶ月かかるのでした。
オヤジ様は毎日のようにエージェントに行き、家のことを聞くのですが、どうやって見つけたらいいか教えてもらえないまま１週間が過ぎました。
そんなこんなでいるある日、ホストマザーがオヤジ様に来週から何処に住むの？家は延長ＯＫよといわれ、
実は１軒家を探しているというと、近くに友達の家が空いているから見るかといわれ、
早速見に行きました。
庭付き平屋の３ＬＤＫ一戸建て。築３５年というところでしょうか。
値段も週２２５ドルですべて家具つき。
相場も何もわからないオヤジ様。しかし、もううれしくて飛びつくように
ここを借りたいと即答しました。
ホストマザーはとても親切で、すべて契約から何から手続きをしてくれて、無事家を借りることが出来ました。
オヤジ様の運は結構よかったみたいです。
この家は今でも我が家族は気に入って住んでいます。
しかし、現地のエージェントの対応は何なんでしょう？
日本人なんかより、ＮＺ人の方が頼りになるということを
この時オヤジ様はひしひしと感じたのでした。
このあともオヤジ様はホストファミリーにいろいろ助けてもらうことになるのでした。
続く。
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